電源コードにUSBケーブルなど、こまごまとしたケーブル類がいくつかあります。それぞれを詳しくレビューするのは難しいため、使用感などをまとめてレビューしてしまうことにしました。
レビュー内容について
実際の使用例や、ケーブルの取り回し、使いやすさなどについて書いています。写真が残っていたものはギャラリーとして載せています。
使用している接続対象の機器が最新版でなく、遅すぎなければいいや、くらいの感覚で使っているので、詳しい通信速度については割愛しました。
電源ケーブル
アイネックス AC電源ケーブル 極細ストレートタイプ ACP-15S-BK
PC本体やディスプレイに使う、アースなしのAC電源ケーブルです。別バージョンとしてコネクタの形状がL型のACP-15L-BKがあります。
電流極細タイプで柔らかく、一般的な太い電源ケーブルと比べて格段に取り回しがよく使いやすいのでかなりのお気に入りです。
液晶モニターには必ずこのコードを利用するようにしています。モニターアームとの相性が抜群で、画面ごと頻繁に動かしても存在を感じません。
ギャラリー
USBケーブル
サンワサプライ USB3.0延長ケーブル ブラック 1.0m KU30-EN10
デスク下のパソコンと、デスク上のUSB3.0コンボハブを繋げるために使用しています。エレコムのものと迷ったのですが、メス側の端子全体がきちんとカバーでおおわれているのはこちらのみだったので選択しました。
ケーブルが太くしっかりしているおかげか、データ通信での問題は発生していません。意外に柔らかくUSB3.0タイプにしては取り回しがしやすいのはうれしい誤算でした。
ケーブル長のバリエーションは0.5mと1.0mのみ。もう少し長いものが欲しかったのですが、USB3.0には延長ケーブルに関する標準規格がなく、長くなればなるほど不安定になる傾向があるようで、これくらいの長さでとどめているのは英断なのかもしれません。
バッファロー USB2.0延長ケーブル 1m ブラック BSUAAFR210BK
コードの短いスイッチ付きハブを延長してデスク上で使うために利用していました。抜き差しの固さや、データ通信ともに問題はなかったものの、USB2.0タイプのケーブルにしては太くて取り回しがしにくい印象がありました。
ギャラリー
サンワサプライ 巻き取りUSB2.0モバイルケーブル ブラック 0.1m-0.8m KU-M08MCBBK
USB-Aコネクタ(オス)とマイクロUSB-Bコネクタ(オス)の巻き取り式USBケーブルです。
充電・PCとandroid機器のデータ通信用として使用中。最初のうちは、これでandroidタブレットと充電ポートを一晩つなげておいても充電が完了していないことがありましたが、しっかり差すよう確認するようにしたら解決しました。物理的に相性が悪かったのかもしれません。
データ通信はスマホ・タブレットともに問題なし。ただしUSB2.0準拠なので、速度は体感でもわかるくらいに遅いです。
Groovy 巻取式USBケーブル GM-UH003 miniBタイプ
興味本位で購入した中国ペンタブレットの端子がまさかのUSB Mini Bだったので購入。Groovyというメーカーは知りませんでしたが、日本の会社で公式ホームページもちゃんとあるから大丈夫だろうと思ったのと、後述するサンワサプライのものよりも安く、ケーブルが1.1mと少し長かったので選択し、失敗しました。
リールの作りが甘いのか、引っ張っても最後まで巻き取りができず左右が5~10cm程度余ってしまうことがあり、そのたびに手動で巻き直す必要があります。また、伸ばすときにも数センチ単位での引っかかりがあり、スムーズに引き出すことができません。
結果、小さなストレスに耐え切れずに引き出しの奥へ。機能には問題がなかったので残念です。
ギャラリー
サンワサプライ 巻き取りUSB2.0モバイルケーブル ブラック 0.1-0.8m KU-M08MB5BK
上のコード(Groovy GM-UH003)からの買い替え。KU-M08MCBBKと同じシリーズで、USB-Aコネクタ(オス)-ミニUSB-Bコネクタ5pin(オス)のUSBケーブルです。
巻き取り、引き出し、ともにスムーズで、データ通信にも難はありません。コード長が1.1mから0.8mと少々短くなったものの、その分サイズが小さいので取り扱いが容易になりました。数百円の違いだし最初からこちらを買っておけばよかった。
ギャラリー
LANケーブル
バッファロー ツメの折れないLANケーブル 2m ブラック BSLS6AFU20BK
差すときにカチッとはせずムニュっとするのできちんと差し込めたかどうかがわかりにくいです。ツメはやわらかく折れにくそうではありますが、押し込みにくくなり、取り外しに難があります。
通信に不備はないですが、次があれば一般的な固いツメのLANケーブルを買い直す予定。
ディスプレイケーブル
ELECOM ノートPC向けプロジェクター用ケーブル CAC-PN20BK
ノートパソコンを使っていた時に、疑似的なデュアルモニタ環境にするために利用していました。本来はノートパソコンとプロジェクタをつなげてプレゼンするときなどに使うものです。
画質は最低限ですが、前述した極細電源ケーブル(アイネックス ACP-15S-BK)と同じく、細くて取り回しがしやすいので重宝していました。片側の端子に固定ネジがなく、ノートパソコンだけを持ち運びたいときにすぐに外せるのも地味に便利でした。
なお、現在では販売が終了し、代わりにエレコム RoHS準拠コンパクトコネクタD-Sub15ピンケーブル CAC-C20BK/RSが流通しているようです。
何気なく使っているケーブルに注目することなどほとんどありませんが、それ自体が問題なく使えている証拠だと、一度失敗を挟んだことでようやく認識できました。またケーブルが増えたら、随時覚え書きしようと思っています。