この記事は2019年11月8日に書いたものを復元したものです。
強すぎる香りが苦手だったり、そもそも化学物質過敏症で香料を受け付けなかったりと、無香料の柔軟剤を望む人は少なくありません。ですが、お店には香り付きのものばかりが並びます。
そこで、インターネット上で手に入る無香料・あるいは無香性の柔軟剤をリストアップします。
無香料と無香性の違いについて
製品に使用される原料には、独特なにおいを持つものがあります。「無香性」と表示された製品は、基本的ににおいがない(感じにくい)というものですが、原料の香りを感じにくくするために香料を配合している場合もあります。
それに対して、「無香料」と表示された製品には香料が配合されていません
無香料または無香性の柔軟剤のリスト
無香料の柔軟剤
- ウルトラダウニー 柔軟剤 フリー&ジェントル 無香料
- カネヨ石鹸 抗菌・無香料 柔軟剤
- カネヨ石鹸 無添加柔軟剤
- サラヤ ヤシノミ 柔軟剤
- チュチュベビー 柔軟剤
- ファーファFree&(フリーアンド) 香りのない柔軟剤
- ファブラッシュ 消臭・抗菌 濃縮柔軟剤 無香料
- 無印良品 衣類用柔軟剤
無香性の柔軟剤
- ハミング リンネ プレミアム仕上げの柔軟剤 さらり
- ハミング リンネ プレミアム仕上げの柔軟剤 ふわり
無香料の柔軟剤の詳細
ウルトラダウニー 柔軟剤 フリー&ジェントル 無香料
- 販売元
- 株式会社シービック
- 本体容量
- 1530ml、3.83L
- 詰め替え容量
- (詰め替え用なし)
- 成分
- 界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩)
カネヨ石鹸 抗菌・無香料 柔軟剤
- 販売元
- カネヨ石鹸株式会社
- 本体容量
- 5000ml
- 詰め替え容量
- (詰め替え用なし)
- 成分
- 界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩、ジアルキルイミダゾリニウム塩)、安定化剤
その他のメモ
1つ下のカネヨ石鹸 無添加柔軟剤とは同成分ですが、中身が同じかどうかはわかりませんでした。業務用と家庭用の違い?
カネヨ石鹸 無添加柔軟剤
- 販売元
- カネヨ石鹸株式会社
- 本体容量
- 500ml
- 詰め替え容量
- 450ml
- 成分
- 界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩、ジアルキルイミダゾリニウム塩)、安定化剤
サラヤ ヤシノミ 柔軟剤
- 販売元
- サラヤ株式会社
- 本体容量
- 600ml
- 詰め替え容量
- 540ml
- 成分
- 界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩、アルキルイミダゾリン型カチオン)
チュチュベビー 柔軟剤
- 販売元
- ジェクス株式会社
- 本体容量
- 400ml
- 詰め替え容量
- (詰め替え用なし)
- 成分
- 界面活性剤(ポリアミンポリアミド系、ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、安定剤
ファーファFree&(フリーアンド) 香りのない柔軟剤
- 販売元
- NSファーファ・ジャパン株式会社
- 本体容量
- 500ml
- 詰め替え容量
- 480ml
- 成分
- 界面活性剤(第四級アンモニウム塩)
ファブラッシュ 消臭・抗菌 濃縮柔軟剤 無香料
- 販売元
- ロケット石鹸株式会社
- 本体容量
- 600ml
- 詰め替え容量
- 540ml, 1500ml
- 成分
- 界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩)、抗菌剤
その他のメモ
使用経験あり。タオルの吸水力が落ちるのが体感でわかったのと、少し洗いあがりがべた付いたこと、成分自体の臭いを感じたのでリピート買いはしませんでした。
無印良品 衣類用柔軟剤
- 販売元
- 株式会社 良品計画
- 本体容量
- 560ml
- 詰め替え容量
- 500ml
- 成分
- 界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩、アルキルイミダゾリン型カチオン)
無香性の柔軟剤の詳細
ハミング リンネ プレミアム仕上げの柔軟剤 さらり
- 販売元
- 花王株式会社
- 本体容量
- 570ml
- 詰め替え容量
- 480ml
- 成分
- 界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル)、繊維潤滑剤、安定化剤
その他のメモ
リンネ プレミアム仕上げの柔軟剤 ふわりとはわずかに成分が異なります。こちらはより吸水性よく仕上がるとのこと。
ハミング リンネ プレミアム仕上げの柔軟剤 ふわり
- 販売元
- 花王株式会社
- 本体容量
- 570ml
- 詰め替え容量
- 480ml
- 成分
- 界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩)、繊維潤滑剤、安定化剤界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩)、繊維潤滑剤、安定化剤
その他のメモ
リンネ プレミアム仕上げの柔軟剤 さらりとはわずかに成分が異なります。こちらはよりふわりと仕上がるとのこと。
リストから除外した柔軟剤
ラ・コルベイユ オーガニックランドリー 無香料 ノンシリコン柔軟剤
在庫限りで販売終了。オーガニック成分としてローズマリー(抗菌効果、メラニン抑制効果)、お茶(防臭効果、抗菌効果)を含む珍しいタイプの柔軟剤でした。
エコベール ゼロ ファブリックコンディショナー(柔軟仕上げ剤)
公式サイトでの掲載はなく、インターネット上での価格が高騰していることから、在庫限りで販売終了と判断。
ピジョン ベビーランドリー ベビーソフター 無香料
公式サイトでの掲載はなく、インターネット上での価格が高騰していることから、在庫限りで販売終了と判断。同シリーズの香料入りのものは販売継続されています。
以前使っていたことがありますが、タオルの吸水力が落ちにくく、原材料の臭いもほぼ感じない柔軟剤だったので残念です。
ベビーファーファ 濃縮柔軟剤
合成香料は不使用ですが、自然由来の香料である天然ベルガモット精油を配合しています。
実は最近まで香料なしだと思って使っていました。タオルの吸水力の劣化をほぼ感じず、洗いあがりもさっぱりしています。鼻が敏感な人でなければ選択肢に入れてもいいかも。
ハッピーエレファント 柔軟仕上げ剤
ランドリーパウダー(粉洗剤)は無香料ですが、柔軟剤には自然由来の香料(天然精油)が配合されています。
クエン酸という選択肢
特有の『ふんわり感』を持たせることはできませんが、アルカリ性の洗濯洗剤を利用している方なら、クエン酸を柔軟剤の代わりとして使うことができます。
クエン酸自体に柔軟作用があるわけではありません。洗剤によりアルカリ性に寄った洗濯物を、酸性のクエン酸で中和することで、洗濯物のゴワゴワ感を減らすことができる、という仕組みです。
単体での利用になるので当然無香料ですし、クエン酸自体の香りもほぼありません。ほかにも利点はいくつかあります。
- 30Lの洗濯で小さじ1/3程度しか使わないのでコスパがかなり高い
- 柔軟剤と違い、タオルの吸水力が落ちることがない
- 酸性なので雑菌の繁殖を抑えてくれるため、生乾き香の対策にもなる
私の場合、普段の洗濯はクエン酸、たまに柔軟剤といった形で併用しています。確かに柔軟剤ほどタオルはふわふわになりませんが、ごわつかずなめらかな仕上がりになるので充分だと思っています。
ベビー用しか無香料の柔軟剤がなかったころに比べれば、だいぶ選択肢が増えてきました。無香性ではあるものの、大手メーカーの花王からも販売されたので、今後も新商品が出てくると予想されます。見つけ次第、リストを更新する予定です。