コクヨのシステミック アクティブタイプ カバーノートにリングノート(もどき)を挟んで手帳っぽく使う

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普通のノートを持ち歩いて使いたいので、ノートカバーで見た目を手帳っぽくしてごまかすようにしています。今使っているのは、コクヨのA7手のひらサイズのカバーノート アクティブタイプに、リングノートもどきを挟んだものです。

コクヨ システミック アクティブタイプ カバーノート ノ-657B-D の基本情報

カバーノート ノ-657B-D 本体

収容可能冊数
2冊(厚みは13mm以下)
ノートサイズ
A7変形(縦102mm・横72mm)
外寸カバー寸法
縦110・横85mm
カラーバリエーション
ブラックのみ(カーキは生産終了)

ギャラリー

システミック A7 カバーノートにリングタイプのノートを挟んで使う方法

いきなりですが、コクヨ システミック アクティブタイプ カバーノートに、一般的なダブルリングノートを挟んで使うことはできませんでした。そのため、専用の道具でリングノートを改造して利用します。

改造の手順

  1. A7サイズのダブルリングノートからリングを取り外す
  2. ノートを30枚程度と裏表紙を、キングジムのルーズリング8mmで、上下2つの穴だけ留める
  3. 裏表紙の横幅を短く切ってからカバーノートのポケットにはさむ
  4. 完成

カバーノートにリングノートもどきを挟んだところ

完成品

システミック A7 カバーノートに一般的なリングノートは挟めない

ここからは、試行錯誤の記録です。

コクヨ システミック アクティブタイプ カバーノートは、内側の左右にポケットがあり、ノートを1冊ずつ収納することができます。ただし、厚みが合計で13mm以下である必要があります。

付属品のような薄いノートなら問題ないのですが、いわゆるダブルリングノートと呼ばれる、片側をリングで留めているノートだと、1冊でもリングが太すぎてうまく収納することができません。

リングノートを挟んだところ

リングノートを挟んでも閉じられない

同じくコクヨのソフトリングノートなら何とかなると思ったのですが、残念ながらA7サイズは縦型しか販売されていません。

そこで、自作の本を作るためによく使われる、カールのルーズリングを利用します。

ルーズリングで最も細い内径8mmの太さが13mm

カールルーズリング 8mm

カール ルーズリング 8mm

カールのルーズリングにはいくつか種類があり、最も小さいもののリング径は8mmとなっています。ただしこれは内径であり、公式サイトで外径(太さ)ははっきり書かれていません。リングの太さは2.3mmとあるので、単純に考えればリング2.3+内径8+リング2.3=12.6mmとなるのですが、実際の太さは13mmでギリギリでした。

ルーズリングをノギスで計ると13mm

内径8mmのルーズリングを図ると13mm

ルーズリングと一般的なダブルリングノートには互換性がない

例ではダイソーで売っていた方眼タイプ2冊100円のノートを利用しました。

ダイソー A7方眼ノート 2冊入り

昔は3冊入りだったダイソー方眼リングノート

まず、ダブルリングノートのリングを取り外します。

リングノートのリングを取り外す

次に、ルーズリングをノートの高さに合わせて切り取りましたが、ここでまた問題が発生しました。

ルーズリングとリングノートの穴が合わない

穴とリングノートが合わない

リングノートの穴とルーズリングが合いません。思い込みで、リングノートとルーズリーフの穴は規格が同じだと思っていたのですが、どうやら異なるようです(リングノートのほうが穴の間隔が狭かった)。

上下2本だけルーズリングを通してテフレーヌのように使う

ここでイメージしたのがキングジムのテフレーヌでした。テフレーヌは、中央のリングをなくし上下のみに配置することで、リングが手に触れる煩わしさを解消した画期的なリングノートです。

これを真似して、上下2本だけルーズリングを通します。

上下2本のみルーズリングを通す

少し引っかかりはあるがなんとか通すことができました。リング部分が邪魔にならず使いやすいし、きちんと180度開くこともできます。

リングノートもどきを取り付けたところ

ノート紙が30枚程度と、カバーにはめるための裏表紙の厚紙1枚を挟み、カバーノートにはめ込みます。裏表紙は少々横幅が広いので、余計な部分は切り取りました。

リングノートもどきを取り付けたところ

今度は無事に挟むことができました。

ノートを閉じることができた

今度はノートを閉じることができた

残ったノートはリフィルとして保存します。

残ったノートはリフィルとして残す

残ったノート。ダイソーノートの表紙にあるゴムバンドにはめて保存


閉じてしまえば普通の手帳

完成した手帳もどきリングノートもどきは、殴り書きメモとして利用しています。単純にダブルリングノートをはめるだけでは使えなかったものの、むしろリングが減ることで破りやすくなり、むしろ好都合だったのでよしとしています。

ただ、同じような用途でないのなら、もっと他にいい方法がある気もします。