思いついたことを書きなぐるだけのノートを常に持ち歩いています。常に空白のページを開くため、ページを使い終えたら右下端をちぎるようにしているのですが、フリーハンドだと見た目が悪いし、とはいえハサミをいちいち使うのも面倒です。
そこで、爪切りを使って、そこそこきれいで簡単に切れるように加工しました。
すぐに空白ページを開けるように、ページ隅をちぎる
ノートの使用済ページの隅をちぎって常に空白のページを開けるようにする、という方法は、『100円ノート「超」メモ術』というノート活用法を知っている方ならお馴染みかと思います。
流れとしては、使い終わったページの隅をその都度ちぎる(ちぎっていないページが空白ページとなる)→ちぎっていない箇所を抑えてノートを開く→一瞬で空白ページを開くことができる、というもので、とても便利に活用しています。
ノートのちぎり方で少し困った
便利ではあるのですが、少々困ったのが、使用済ページのちぎり方でした。前述したとおり、フリーハンドは見た目が悪く、ハサミを持ち歩くのは面倒です。隅を折るだけにして後で切るようにしても、微妙にノートのページが浮いて使いにくくなってしまいました。
なんとかしようと試行錯誤し、たどり着いたのが、爪切りを使った方法です。
爪切りでのノート加工
ハサミの代わりに爪切りを常に持ちあるくわけではありません。爪切りを利用してノートの隅に疑似的な切り取り線を作り、つまむだけで切り取れるように加工します。
茶色のノートが爪切りで加工したもの、黄色がフリーハンドでちぎったものです。ハサミほどきれいではないですが、我慢できる範囲ではないでしょうか。
加工方法はごく単純で、一般的な爪切りでノートの端を切るだけです。重要なのは、ノートの端を切り落とさないことです。
まず、ノートの隅を、できるだけ爪切りの刃の奥に入れます。
爪きりで写真の赤い部分だけを切ります。こうすると、切り口の外側に数ミリ程度、切れていない部分が残ります。
これだけです。ごくわずかな力で引っ張れば、簡単に隅が取れるようになります。
あとはページを使い終えるたびに隅をちぎっていくだけです。
爪切りでのノート加工の補足と注意点
ページ隅を爪切りの奥に突っ込んだ時、支点となる円柱部分が紙の角に干渉してしまうことがあります。その際は、斜め上気味に切るのがよさそうです。ちぎった後に扱いやすくなります。
元が爪を切るものですので、柔らかい紙であれば10枚程度一気に切れます。ただし、すべてのページの隅をきちんとそろえてから切らないと、失敗して片側だけ完全に切れてしまうことがあります。
普通に使ってて切れてしまいそうに感じますが案外大丈夫です。数か月この方法を実行して、不意に切れたことは(今のところ)一度もありません。
例では刃がストレートタイプの爪切りを利用しましたが、刃が弧になった爪切りでも問題ないです。
方法を思いつく前は、ミシン目カッターやら切り取り線パンチやらを買おうかと思っていたので、100均の爪切りで済んだのは幸いでした。慣れれば5分以内でノート全体の加工が終わるくらいに簡単なので、よさそうだと思ったら試してみてはいかがでしょうか。