爪の甘皮を処理するために使うキューティクルニッパーは、ネイルを楽しまない人でも持っていて損はありません。少なくとも、ささくれを頻繁に爪切りで処理しているなら、専用の道具を使ったほうが見た目もきれいに仕上がります。
だからこそ八重 甘皮ニッパー 89005を注文したのですが、思っていたものとは違うものが届きました。
八重 甘皮ニッパー 89005 の基本情報
- 製造販売元
- ピーティーアンドサヒインターナショナル株式会社
- 材質
- 本体/ステンレス刃物鋼、キャップ/PVC
- 原産国
- パキスタン
- その他
- Produced by GERMANY(企画:ドイツ)
ギャラリー
八重 甘皮ニッパー 89005 の商品画像と実物の違い
現在、様々なネットショップで甘皮ニッパー89005が取り扱われています。しかし、2019年11月現在、商品画像がサイトにより異なるようです。例として、Amazonの商品画像を挙げます。
画像引用のためAmazonアソシエイトリンクを貼っています。ご了承ください。
パッと見てわかるのは、Amazonの商品画像はダブルスプリングを採用していますが、実際の商品にはスプリングが1本しかないということです。
また、届いたものには(ぷにぷにとした)PVC製キャップが付属していました。これはAmazon内のパッケージ写真では見つかりません。
これが商品によるばらつきなのか、ただの画像違いなのかは不明です。どちらも商品番号は89005番で同じということと、アマゾンだけでなく楽天市場やヤフーショッピングでも、シングルスプリングとダブルスプリングの写真が混在していることを見ると、販売途中で仕様が変更されてそのままになっている、と考えるのが自然でしょうか。
気になりはするのですが、実害はないし、公式サイトもないので二の足を踏んでいます。
八重 甘皮ニッパー 89005 の使用感
実は、商品が届いてからすぐは写真と違っていることに気づきませんでした。試用してしばらくしてやっと発見したものの、普通に使えてしまったので返品する機会を失ってしまいました。
件のシングルスプリングは程よく反発力があり、問題なく利用できています。刃は『すごく切れる』と感動するわけではないですが、『切りにくく煩わしい』と感じることもありません。素人の甘皮処理用なら十分な切れ味です。
持ち手部分に滑り止め加工はされていないので少し滑りやすいです。手が乾燥している冬はとくに顕著です。
数か月使ってから、試しに刃を噛み合わせてみたら、光に向けても隙間は見つかりませんでした。刃がずれることなく長く使えているということなので、丈夫でもあるようです。
シンプルで無骨なステンレス特有の見た目が好みなのもあり、全体として、とても満足できる甘皮ニッパーでした。
ただ、私の場合は幸運で、たまたま底値のときに見つけられたので500円程度で手に入れることができました。現在はAmazonで1200円程度で売られています。この値段で購入していたら、商品画像の件もありますし、違う感想を持っていた可能性もあります。
購入当時も、2019年11月現在になっても、甘皮ニッパー 89005についてのレビューはほとんど見つかりません。ダメでもともとの気持ちで注文しましたが、ドイツプロデュースのパキスタン製なら大丈夫だろうとも思っていました。ちょっとしたハプニングはあったものの、今でも便利に使えているので正解だったようです。
高すぎずにほどほどに使える甘皮ニッパーが欲しいなら、選択肢に加えてみてもいいかもしれません。