くせ毛や傷んだ髪でも引っ掛かりにくいブラシとして人気がある、イギリス生まれのタングルティーザー。プラスチック製で頑丈なのも長所なのですが、パーツの継ぎ目から水が入り込んでしまうことがあります。
2020年3月追記:
当ページではタングルティーザー サロンエリートを分解しています。タングルティーザー ザ・オリジナルの分解方法を知りたい方は以下のリンクへどうぞ。
タングルティーザーに水が入るのは構造的に仕方がない
タングルティーザーは2つのパーツをパチンとはめ込む構造をしています。説明書には、その接合部分から水が入る恐れがある、と注意書きが。
がっちりとはまっているのであまり心配はしなくてもいいのですが、丸洗いをしたり、(正規の使い方ではないのですが)シャンプーブラシとして使ったりすると、本体の内側に水が入ってしまうことが少なくありません。手に持って振ると水の音がするくらいにです。
おそらくは放っておいても大丈夫だと思います。しかし、どうしても気になってしまうので、自己責任で分解して定期的に乾燥させるようにしています。
タングルティーザーの分解はおすすめできない
とはいえ、私はタングルティーザーの分解をおすすめしません。
タングルティーザーは道具さえあれば簡単に分解できます。ですが、プラスチックでできていますので、パーツオープナーやマイナスドライバーなどの金属をあてると、すぐに傷がついてしまいます。
そのため、以下の方法は非推奨とします。どうしても必要なときだけ、傷がつくことを前提に分解を試みてください。仮にタングルティーザーが破壊されても私は責任を負いません。
タングルティーザーの分解方法
タングルティーザーの分解には、パーツオープナーやマイナスドライバーなどの薄くて固い道具が必要です。説明ではパーツオープナーを利用します。
接合部分にパーツオープナーを差し込む
接合部分にできるだけ深くパーツオープナーを差し込みます。パーツオープナーを差し込んだ部分に小さなすき間ができます。
てこの原理を利用して分解する
内側のツメが割れないように気を付けながら、てこの原理を利用してゆっくり分解します。
分解完了
2つに割って分解完了です。
分解後のタングルティーザー
今回は水が入ってから半日経過したタングルティーザーを分解しました。写真ではわかりにくいですが中には水滴が残ってしまっています。ですが、乾燥した跡もあるので、ただ乾くのが遅いというだけでしょう。割らなきゃ乾かないというわけではないと思います。
ただ、当たり前の話ではありますが、分解すればあっという間に乾きます。
記事内で分解したのはタングルティーザーのサロンエリートというシリーズですが、もっとも一般的なザ・オリジナルシリーズでも今回の方法が利用できます。何度も言う通り推奨はしませんが、必要があれば参考にしてください。