どんな髪質でもサラサラにとかせるタングルティーザー。その大きな長所の一つが、水でじゃぶじゃぶと丸洗いできることです。基本的にはこすり洗いして乾かすだけですが、掃除用ブラシを準備するともっと簡単になります。
公式で推奨されているタングルティーザーのお手入れ方法
基本的なお手入れ方法については、公式サイトにて写真付きでまとめられています。
タングルティーザーの掃除に歯ブラシは向いていない
公式サイトでは使い古しの小さい歯ブラシが推奨されていますが、個人的には実際にはあまり適していないと思っています。
タングルティーザーのブラシ部分が1.5cm程度であるのに対し、一般的な歯ブラシは1.0cm程度なので、軽くこするだけではタングルティーザーの奥まで掃除ができません。
歯ブラシでタングルティーザーの奥まで掃除したい場合、隙間に無理やり押し込んでいく形になり、タングルティーザーのブラシのそれぞれが曲がってしまいます。
こうなってしまうと、タングルティーザーの劣化を早めてしまうのでは、と疑問が浮かびます。
タングルティーザーの掃除につかえる100円ショップの掃除用ブラシ
お手入れに使う掃除用ブラシは、ブラシ長が1.5cm以上である必要があります。台所用やお風呂用のコーナーを探せば、100円ショップのダイソーやセリアなどでもすぐに見つかるはずです。
今回はセリアで購入した二種を紹介します。
株式会社IPシステム 泡立ちがいい! 浴室タイルやスミも洗える2wayブラシ
ブラシ長は2.5cm。2種類のブラシが組み合わさっており、それぞれを取り外すことができます。
実用しているのは、内側の青いブラシです。ブラシが粗いため乾きやすく、髪の毛が絡んでもすぐに取り外すことができます。
固めのブラシなので軽い力でこするようにしていますが、日常的な汚れなら洗剤なしのお湯だけでも落とすことができます。
また、泡持ちのよい外側のブラシは汚れがひどいときに洗剤と一緒に利用しています。
株式会社エルオー 角にフィットする山切りブラシ
先端が角型に加工されている、風呂フタやタイルなどの細かい隙間を磨くためのブラシです。ブラシ長は最も長い箇所で2.5cmあります。
前のブラシと同じく、お湯を流しながらこすり洗いすれば、大体の汚れは落とすことができました。
紹介した2種のブラシとも、どちらも歯ブラシよりは固めなので、強い力でこすると本体に傷がつく可能性があります。心配であれば、ブラシ長が1.5cm以上の柔らかなブラシ、で探してください。見つけたらページ内で追記します。
コラム:タングルティーザーのつけ置き洗いについて
前提として、タングルティーザーのつけ置き洗いは推奨はしません。
タングルティーザーシリーズの1つであるコンパクトスタイラーは、本体中央に穴が空いており、公式サイトでもそこから水が入り込まないようにしてください、と注意書きがされています。
また、穴のないザ・オリジナルやサロンエリートでも、本体とブラシの継ぎ目部分から水が入り込んでしまうことがあります。そうなってしまうと水を出すのは困難です。
ただし、非推奨ではありますが、タングルティーザーは分解することができるので、水が入り込んでしまっても無理やり出すことはできます。
タングルティーザーは梳かしやすいからこそ使用頻度が上がり、比例して汚れのたまるスピードも早いです。2つ購入しておくと、お風呂に入るついでに洗っておいて、お風呂上がりにもう一つの乾いたほうを使う、というサイクルにできるので、いつでもきれいなものを使用できます。
もちろん、ダイソーなどのタングルティーザーもどき(いわゆる類似品)でも同じことができるので、試してみてはいかがでしょうか。