トイレットペーパーはトイレ以外でも便利です。芯を抜いて、真ん中からペーパーを引っ張るように使えば、形を保ったまま卓上に置いておくことができます。好きなだけ引き出して、量を調整できるので、ティッシュペーパーだともったいないようなケースで活躍します。
芯なしトイレットペーパーも便利です。多くの場合、普通のトイレットペーパーよりもぎっちり捲かれており、1ロールが長いのに省スペースという利点があります。
では、芯なしのトイレットペーパーの芯を抜いて、卓上で使うことはできるのでしょうか。
芯なしトイレットペーパーにも『芯』に該当する部分がある
芯なしトイレットペーパーは、普通のトイレットペーパーと同じように中央部に穴があいています。
今回、購入した『ペンギンワンタッチコアレス 芯なしロール』の場合、中央部の穴はロールペーパー自体で作られています。一番内側のロールペーパーが芯の形で固められているわけです。
このため、この固い部分だけを抜くことができれば、普通のトイレットペーパーのように内側から使うことができるということになります。
なお、同じ芯なしロールペーパーでも内側の形状が異なるものがあります。それらの検証はしていません。
『芯となる部分』を抜くことは可能だった
結論からいえば、芯なしロールペーパーの『芯となる部分』を抜くことは可能でした。方法としては以下の通りです。
- 芯となっている部分を少しだけ内側に折り曲げる
- 折り曲げたところからペンなどを差し込み、ぐるりと一周回す
- 芯となっている部分を抜き出す
一応、写真を撮ってあるので手順通りに並べます。
このように、『ペンギンワンタッチコアレス 芯なしロール』なら卓上ロールペーパーとして利用することができます。
が、細かいところでちょっとした問題がありました。
抜き出した『芯だった部分』が意外に長い
抜き出した『芯だった部分』も紙でできているので、ロールペーパーとして使うことができます。しかし、一回で使いきれる量ならいいのですが、意外にも結構な長さがあります。
何度かに分けて使えばいい話ではありますが、少し持て余してしまうかもしれません。
市販されているロールペーパーホルダーに入らないことがある
トイレットペーパーをトイレ以外で使うケースは一般化されてきており、市販で様々な卓上用ロールペーパーホルダーが売られています。ですが、それらはほとんどが一般的なトイレットペーパーの直径に合わせて作られています。
一方、芯なしトイレットペーパーは、同時に長持ちであることを売りにしていることもあり、一般的なトイレットペーパーホルダーより直径が大きいことも少なくありません。
それはつまり、芯なしトイレットペーパーの芯を抜いても、ロールペーパーホルダーに入らないケースがあるということです。
一例がアマゾンで人気のロゴス ロールペーパーホルダーです。このロールペーパーカバーには、芯なしロールペーパーをそのまま入れることはできませんでした。
このようなケースでどうしても使いたいのであれば、外側からかなりの量(1~2cm程度)のロールペーパーを巻き取って、直径を小さくしてやる必要があります。これがなかなかの手間ですし、取り外した側のペーパーはかなりの量になるので、『芯とだった部分』以上に処理に困ります。
買ってから困らないように、ロールペーパーホルダーのサイズはしっかり調べておくことをおすすめします。