味付きプロテインの定番中の定番といえばココア味。実は定番すぎてなかなか試す気になれず、今回飲んだアルプロンココアミルク風味が初めてになりました。
アルプロン ココアミルク風味 の基本情報
参考にする前の注意
2019年10月時点の情報であり、現行のものとは異なる可能性があります。
パッケージの見た目
原材料名
乳清たんぱく濃縮物、マルトデキストリン、ココアパウダー/調味料(アミノ酸)、香料、甘味料(アスパルテーム・L- フェニルアラニン化合物)、(一部に乳成分、小麦を含む)
記事作成時の値段
- 記事作成時のAmazonでの値段
- 2480円/1kg(2019年10月時点)
- 1食分の値段(通常量)
- 49.6円/おおよそ20g(1kgで約50食分)
- タンパク質量20gで計算した1食分の値段
- 66.13円/おおよそ26.67g(1kgで約37.5食分)
- タンパク質1gの値段
- 3.31円
飲み方
水または牛乳、80ml~100mlに付属のスプーン2杯(約20g)を溶かす。
アルプロン WPC ホエイプロテイン ココアミルク風味 パッケージ裏
付属スプーンの容量
30cc
アルプロン ココアミルク風味 の栄養成分表
項目 | 公式 | タンパク質20g基準 |
---|---|---|
エネルギー | 72.8kcal | 97.07kcal |
タンパク質 | 15.0g | 20.0g |
脂質 | 1.1g | 1.47g |
炭水化物 | 1.1g | 1.47g |
食塩相当量 | 0.05g | 0.07g |
1回分の量(g) | 20.0g | 26.67g |
購入前にわかる特徴
『砂糖、保存料、増粘剤、消泡剤』不使用のホエイプロテインです(アルプロンシリーズ共通)。
原材料にでんぷんを原料とした多糖類であるマルトデキストリンを含みます(ハイクリアーのプレミアムココアプロテインには含まれません)。
タンパク質量は20gあたり15gで、アルプロン内ではごくわずかに高め。逆に熱量72.80kcalは低め。
購入後にわかる情報と飲んだ感想
付属スプーンすりきり1杯のグラム数
パッケージ裏表記では約10gだが、実測で約15g。
プロテインの見た目(さらさら、もったり)
かなりさらさらで粒子が細かいです。スプーンですくって傾けると砂のように零れ落ちます。
溶けやすさ
シェイカーに付属スプーン3杯(25g~30g)のプロテインを入れて:
規定量の冷水で割った場合
溶けやすさは普通。大きくて潰れやすい泡が残りがち。
規定量の冷たい牛乳で割った場合
念入りに混ぜないとダマが残る。10分程度放置すれば気にならなくなる。甘党ならダマもおいしいと思う。
味の第一印象
はじめて水で割ったとき
うすいココア。想像通りの安定した味で飲みやすい。甘いけどこれくらいならOK、ただちょっと人工甘味料の後味が残るな。
はじめて牛乳で割ったとき
もったりしてる、なんかじゃりじゃりする? ちょっと甘すぎだ、胸やけしそう。
飲みなれてからの味の印象
想像通りのココアの香り
水でも牛乳でも、ごくごく普通のココアの香りがします。ハイクリアーのプレミアムココアよりは淡く感じました。
安定した味で飲みやすいが、人工甘味料のいやな後味が目立つ
味もほぼ想像通りで、ココア風味の甘いプロテインです。
不思議なのが、同じココア味のハイクリアープレミアムココアプロテインに比べると、よりココアの味を強く感じたことです。先述した通り、匂いの印象は逆でした。
そのおかげか安定した味で飲みやすいです。ホエイ臭さも目立ちません。
当然、甘くはありましたが、想像していたよりは控えめでした。しかし、少なからず人工甘味料の後味が残ります。なぜだか飲みなれるほど舌に変な甘ったるさを感じます。
また、水や牛乳を減らして濃くすると、やはり変な甘さも強くなりました。
わかりにくいたとえをすると、『子ども用のおまけつきお菓子に入っているチョコレート系駄菓子のような味』です。
水割りだと薄く感じて何となく物足りない気がする
味の第一印象は『薄い』でしたが、これには事情があります。
実は水割りで初めて飲んだ時、前回飲んでいたハイクリアープロテインの癖で200mlの水を使ってしまったのです。アルプロンの推奨は100-80mlのため、薄く感じて当たり前でした。
ただ、改めて100mlの水で割りましたが、それでも薄味です。何となく物足りない感じで、言ってしまえば『薄くしすぎたココア』になります。
80mlの水で割ると、多少もったりした形状になりました。濃くはなるのですが、先述した通り、変な甘みが気になるようになるので、あまりお勧めはしません。
牛乳割りだと溶けにくくじゃりじゃりした感触が残ることも
まずは100mlの牛乳で割ったのですが少し溶けにくかったです。失敗するとじゃりじゃりとした感触がしますし、飲み終わった底に透明な砂のようなもの(糖?)が残ります。また、甘さがかなり強調され、胸やけしそうになりました。
推奨量最小の80mlまで牛乳を減らすと強いココア感を感じます。そのおかげで人工甘味料の違和感は目立たなくはなりましたが、こってりしてより甘くなるので、甘党でなければおすすめはしません。
個人的には推奨量オーバーの200mlでの牛乳割りがちょうどよく感じました。甘すぎず、さらさらしていて飲みやすく、水と違って薄い感じもありません。じゃりじゃり感もほぼありませんでした。
純ココアを足すことによりわかるプロテインの溶けやすさ
味のアレンジは特に思い浮かばなかったので、とりあえずよりココア感を出すために、砂糖なしの純ココアを小さじ1程度足して飲みました。味は想像通りで、ココアが強くなり、水割りでも薄いという印象がなくなり甘さへの違和感も減りました。
しかし純ココアは、粉末状で溶けにくく、すぐにだまになってしまいます。それに比べると、プロテインはかなり溶けやすくできていると改めて感じました。
フレッシュロック 角型 2.7L に入るか
プロテイン1kgの保管用としてよく使われているタケヤ フレッシュロック 2.7lに入りきるかどうかの検証です。
ぴったり入ります。かなりさらさらしており、スムーズに流れたので、途中で容器を揺らしてカサを減らす必要もありませんでした。
その他雑記
アルプロンシリーズの付属スプーンについて
アルプロンシリーズのプロテインは、付属スプーンが裸のままパッケージ内に放り込まれています。
今までは問題ありませんでしたが、今回はたまたま粉末の奥の方へ潜ってしまっていて、かなり取るのに苦労しました。
ハイクリアシリーズのように外側に張り付けるか、いっそのことスプーンは各自で準備するようにして、その分値段を下げてくれればいいのになあと思います。
アルプロン ココアミルク風味 の総評
好みかどうか(5段階評価)
:嫌いではないし、あれば飲む。再購入するかはわからない。
飲み切ってからの感想
やはり定番のココア味ということで、味はほぼ想像通りで、人工甘味料さえ平気なら誰にでも薦められるプロテインでした。
アルプロン ココアミルク風味 のギャラリー
パッケージスキャンはスキャナのサイズが足りなかったので分割スキャンしてから合成しています。
今までに飲んできたプロテインの個人的なランキング(現38種)
- :ご褒美になるくらいに好み。いずれまた必ず買う。
- ハイクリアーヨーグルト≧リミテストデリシャス アーモンドミルクチョコレート≧ハイクリアーグレープフルーツ旧≧ハイクリアーミックスフルーツ=リミテストデリシャス ストロベリー&ココナッツミルク>リミテストP抹茶
- :飲みやすく好印象。再購入の選択肢に入る。
- バルキーコーヒー>リミテストデリシャス キャラメルソルト>ボディウイングヨーグルト>アルプロンチーズケーキ≧ボディウイングキャラメル≧ハイクリアーグラスフェッドココア=リミテストPココア>ハイクリアーグラスフェッド抹茶>リミテストデリシャス ミルキーパイン>アルプロンチョコバナナ>ボディウイングカフェオレ≧ボディウイングチョコミルク
- :嫌いではないし、あれば飲む。再購入するかはわからない。
- リミテストデリシャス レモン&ヨーグルト>ハイクリアーグレープフルーツ新>ハイクリアーピーチ>FIXITコーヒー>ボディウイングバナナ>グロングSバナナ>グロングS抹茶>ハイクリアーアップル>リミテストPコーヒー>バルキー抹茶>オウンパワーチョコレート>バルキーココア≧グロングSココア≧アルプロンココアミルク≧オウンパワーココア
- :飲めるけど好きではないし、もう買わない。
- ハイクリアーアセロラ>グロングSバニラ>ハイクリアーあっさりミルク>グロングSストロベリー>ハイクリアープレミアムココア>アルプロンヨーグルト>FIXITナチュラルバニラ
- :飲むのに抵抗がある。もったいないから消費するけど途中でやめたい。
- (味付けなしプレーンタイプのホエイプロテイン全般)
- :飲めない。できれば存在を忘れたい。
- (現時点での該当なし)
ランキングについての補足
- 2024年11月時点のランキングです。
- ランク内では左にあるほど好みのプロテインです。
- 『好み』の基準は、飲みやすさ>味>その他の要素、の順番で判断しています。
- 全てホエイプロテインです。それ以外のソイプロテインなどを試す予定はありません。
- デキストリン・マルトデキストリンが含まれるホエイプロテインは避けがちです。
- ホエイのプレーン(味付けなし)タイプは、複数メーカーをまとめて としています。
- お腹が空いた時に飲みたいと思えるのは 以上です。
- のボディウイングヨーグルトはクエン酸を足すと の最上位に入ります。
- グロングSはグロングスタンダード、リミテストPはリミテストピュアの略です。