最初に書いてしまうと、今回のアルプロン WPC ホエイプロテイン ヨーグルト風味は、初めて私が苦手と感じた味付きのヨーグルトでした。できるだけ前向きにレビューを書いたつもりですが、あくまでも参考意見として読んでもらえればと思います。
アルプロン ヨーグルト風味 の基本情報
参考にする前の注意
2019年10月時点の情報であり、現行のものとは異なる可能性があります。
パッケージの見た目
原材料名
乳清たんぱく濃縮物、マルトデキストリン、食塩/調味料(アミノ酸等)、クエン酸、香料、ひまわりレシチン、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、(一部に乳成分を含む)
記事作成時の値段
- 記事作成時のAmazonでの値段
- 2480円/1kg(2019年10月時点)
- 1食分の値段(通常量)
- 49.6円/おおよそ20g(1kgで約50食分)
- タンパク質量20gで計算した1食分の値段
- 69.86円/おおよそ28.17g(1kgで約35.5食分)
- タンパク質1gの値段
- 3.49円
飲み方
水または牛乳、80ml~100mlに付属のスプーン2杯(約20g)を溶かす。
アルプロン WPC ホエイプロテイン ヨーグルト風味 パッケージ裏
付属スプーンの容量
30cc
アルプロン ヨーグルト風味 の栄養成分表
項目 | 公式 | タンパク質20g基準 |
---|---|---|
エネルギー | 75.0kcal | 105.63kcal |
タンパク質 | 14.2g | 20.0g |
脂質 | 0.9g | 1.27g |
炭水化物 | 3.3g | 4.65g |
食塩相当量 | 0.3g | 0.42g |
1回分の量(g) | 20.0g | 28.17g |
購入前にわかる特徴
『砂糖、保存料、増粘剤、消泡剤』不使用のホエイプロテインです(アルプロンシリーズ共通)。
原材料にマルトデキストリン(でんぷんを原料とした多糖類)を含みます(ハイクリアーのさっぱりヨーグルト風味には含まれません)。
アルプロンシリーズの中では炭水化物量と食塩相当量が多めで、タンパク質量はやや少なめです。
Amazonレビューでの味の口コミはおおむね良好ですが、塩気について追及している内容がいくつか見られました。
購入後にわかる情報と飲んだ感想
付属スプーンすりきり1杯のグラム数
パッケージ裏表記では約10gですが、実測で約13-15gでした。
プロテインの見た目(さらさら、もったり)
もったり系。塊ができやすく、スプーンですくってから傾けると、ぽさっと一気に落ちる。
溶けやすさ
シェイカーに付属スプーン2杯(約30g)のプロテインを入れて:
規定量の冷水で割った場合
少し溶けにくい印象。だまが残りやすいので念入りにシェイクする必要がある。
規定量の冷たい牛乳で割った場合
水で割ったときよりは溶ける。牛乳が少ないとこってりして流れ落ちない。
味の第一印象
はじめて水で割ったとき
甘っ! これは好きじゃないかも、失敗した!? ハイクリア(のヨーグルト風味)とは違う! なんだこれ、なんかしょっぱい!?
はじめて牛乳で割ったとき
牛乳でも塩気が目立つ、やっぱ好きじゃないな、後味が変だ
飲みなれてからの味の印象
開封した瞬間にヨーグレットという駄菓子を思い出した
開封してすぐ、懐かしの駄菓子ヨーグレットを思い出す香りがします。ハイクリアーのさっぱりヨーグルトのときもそうだったのですが、それをはるかに上回るくらいに強く感じました。
これは甘そうだ、と飲む前から覚悟したくらいです。
水で初めて飲んだ時は甘さとしょっぱさで混乱した
口に入れた瞬間、想像通りに強い甘さが広がり、次いで違う味覚が刺激されました。それが塩気だと理解するまでに時間がかかったのは、ヨーグルトにしょっぱいイメージがなかったせいだと思います。
『冷水じゃなかったかな?』『風邪気味なせいで味覚が狂っているのか?』『これはいったい何なんだ?』と、とにかく混乱したのを覚えています。
つぶれやすくはあるけれど泡も気になるし、初めて苦手な味に当たったかもしれない、と、第一印象は悪かったです。
少ない牛乳で割るとこってりしすぎて流れにくくなる
推奨での最小量である80mlの牛乳で割ると、とにかくこってりしていて、傾けてもゆっくりとしか流れません。さらっとは飲めないですし、容器に残りやすいです。
ただ、そのおかげかお腹にたまる感じが強かったので、空腹時にはありがたかったです。
ダマを残さないためには10分放置
溶けにくいですが、10分程度放置すればダマはなくなり飲みやすくなります。
水、牛乳ともに多めにして割ったほうがよさそう
水は80mlだとしょっぱい、100mlでもやっぱりしょっぱい、200mlで一番飲みやすかったです。
牛乳は80mlでしょっぱくてこってり、100mlでちょうどよい塩梅だけどまだこってり、200mlでやっと薄めに感じたくらいでした。
慣れてもしょっぱいのは変わらず、好きにはなれなかった
あくまで個人的な好みではありますが、どうしても最後まで好きにはなれませんでした。
食塩相当量が0.3で、他のアルプロンシリーズは0.1以下が多いのを見ると、しょっぱさは意図的なものだと思います。なので、単に私には合わなかったのでしょう(参考までに、アルプロンチーズケーキ風味の食塩相当量はヨーグルト以上の0.4でしたが、こちらは塩味が活かされておいしいと感じました)。
また、人工甘味料とは違う変な後味と、独特な香料が鼻に残ります。ダマがあるとそれが強調されてしまうのも苦手です。
飲み切る直前には慣れてきて、ほぼ抵抗なく飲めるようになったけれど、リピート買いする予定はないです。
レビューにあたって残しておいた最後の1回分を飲んだときでも、とうとう印象が変わることはありませんでした。
フレッシュロック 角型 2.7L に入るか
プロテイン1kgの保管用としてよく使われているタケヤ フレッシュロック 2.7lに入りきるかどうかの検証です。
途中で容器をトントンと叩いてカサを減らす必要がありますが、ぴったり入ります。
プロテイン自体がさらさらしていないので、袋を傾けて直接入れようとすると、一気にどばっと出てきて危険です。スプーンなどを利用して少しずつ移しました。ジップ袋のふちに残りがちなのでこちらも注意。
その他雑記
あくまで私には合わなかったというだけで、好きな人はかなり好きな味だと思います。実際、アマゾンレビューでも『好き!』と断言している人がちらほらいました。
ヨーグレットに似ている、という意見もやはり多かったです。私も同意見で、特に水で割ったときに強く感じました。先にヨーグレットを買ってイメージしておけば、塩気への違和感は抑えられるかもしれません。
アルプロン ヨーグルト風味 の総評
好みかどうか(5段階評価)
:飲めるけど好きではないし、もう買わない。
飲み切ってからの感想
初めて好みから外れた味付きのプロテイン。私は苦手でしたが、あまじょっぱいのが好きな方ならおすすめです。
アルプロン ヨーグルト風味 のギャラリー
パッケージスキャンはスキャナのサイズが足りなかったので分割スキャンしてから合成しています。
今までに飲んできたプロテインの個人的なランキング(現38種)
- :ご褒美になるくらいに好み。いずれまた必ず買う。
- ハイクリアーヨーグルト≧リミテストデリシャス アーモンドミルクチョコレート≧ハイクリアーグレープフルーツ旧≧ハイクリアーミックスフルーツ=リミテストデリシャス ストロベリー&ココナッツミルク>リミテストP抹茶
- :飲みやすく好印象。再購入の選択肢に入る。
- バルキーコーヒー>リミテストデリシャス キャラメルソルト>ボディウイングヨーグルト>アルプロンチーズケーキ≧ボディウイングキャラメル≧ハイクリアーグラスフェッドココア=リミテストPココア>ハイクリアーグラスフェッド抹茶>リミテストデリシャス ミルキーパイン>アルプロンチョコバナナ>ボディウイングカフェオレ≧ボディウイングチョコミルク
- :嫌いではないし、あれば飲む。再購入するかはわからない。
- リミテストデリシャス レモン&ヨーグルト>ハイクリアーグレープフルーツ新>ハイクリアーピーチ>FIXITコーヒー>ボディウイングバナナ>グロングSバナナ>グロングS抹茶>ハイクリアーアップル>リミテストPコーヒー>バルキー抹茶>オウンパワーチョコレート>バルキーココア≧グロングSココア≧アルプロンココアミルク≧オウンパワーココア
- :飲めるけど好きではないし、もう買わない。
- ハイクリアーアセロラ>グロングSバニラ>ハイクリアーあっさりミルク>グロングSストロベリー>ハイクリアープレミアムココア>アルプロンヨーグルト>FIXITナチュラルバニラ
- :飲むのに抵抗がある。もったいないから消費するけど途中でやめたい。
- (味付けなしプレーンタイプのホエイプロテイン全般)
- :飲めない。できれば存在を忘れたい。
- (現時点での該当なし)
ランキングについての補足
- 2024年11月時点のランキングです。
- ランク内では左にあるほど好みのプロテインです。
- 『好み』の基準は、飲みやすさ>味>その他の要素、の順番で判断しています。
- 全てホエイプロテインです。それ以外のソイプロテインなどを試す予定はありません。
- デキストリン・マルトデキストリンが含まれるホエイプロテインは避けがちです。
- ホエイのプレーン(味付けなし)タイプは、複数メーカーをまとめて としています。
- お腹が空いた時に飲みたいと思えるのは 以上です。
- のボディウイングヨーグルトはクエン酸を足すと の最上位に入ります。
- グロングSはグロングスタンダード、リミテストPはリミテストピュアの略です。