「プロダクト事業」「トレーニングジム事業」「セミナー事業」の3つの事業を展開するグロング。プロダクト事業とはオンラインショッピングのことで、その中で販売されているプロテインの一つがGronG(グロング) ホエイプロテイン100 スタンダード ストロベリー風味です。
グロング スタンダード ストロベリー風味の基本情報
パッケージの見た目
原材料名
乳清たんぱく(乳成分を含む)、ストロベリーパウダー/乳化剤(大豆由来)、香料、甘味料(スクラロース)、V.C、着色料(ベニコウジ)、抽出V.E、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B1、V.B6、V.B2、V.A、葉酸、V.D、V.B12
記事投稿時の値段
- 記事作成時のAmazonでの値段
- 2480円/1kg(2019年11月時点)
- 1食分の値段(通常量)
- 71.92円/おおよそ29g(1kgで約34.48食分)
- タンパク質量20gで計算した1食分の値段
- 64.5円/おおよそ26.01g(1kgで約38.45食分)
- タンパク質1gの値段
- 3.23円
飲み方
シェイカーはミキサーなどに、水もしくは牛乳約200ccと本製品を付属スプーンで小山盛り2杯程度(約29g)を入れてください。蓋をしっかりと閉め、10秒ほどシェイクまたはミキシングをして、お召し上がりください。
GronG(グロング) ホエイプロテイン100 スタンダード ストロベリー風味 パッケージ裏
付属スプーンの容量
30cc
グロング スタンダード ストロベリー風味の栄養成分表
項目 | 公式 | タンパク質20g基準 |
---|---|---|
エネルギー | 118.0kcal | 105.83kcal |
タンパク質 | 22.3g | 20.0g |
脂質 | 2.1g | 1.88g |
炭水化物 | 2.5g | 2.24g |
食塩相当量 | 0.16g | 0.14g |
1回分の量(g) | 29.0g | 26.01g |
購入前にわかる特徴
グロング味付きシリーズ全体の話になりますが、1食あたりのタンパク質が22g以上であることを前面に押し出しています。また、11種のビタミンを配合しています。
ただし、1回量が29gで、アルプロン20g、ハイクリア25gと比べると、そもそもの飲む量が多くはあります。
実際に他メーカーと比較した表では、味なしプロテインを含めた59種類のうち10番目、味付きでは52種類中4番目のタンパク質量で、確かに優秀だと感じました。
2020年8月追記
2020年7月末に、グロング ホエイプロテイン100 ベーシックシリーズが新たに発売され、すでに発売されていた(当商品を含む)グロングホエイプロテイン100はグロング ホエイプロテイン100 スタンダードシリーズに変更になりました。スタンダードシリーズとベーシックシリーズの違いは以下の通りです。
スタンダードシリーズ
グロングから初めてリリースされたプロテインシリーズ。ベーシックシリーズと比べてタンパク質保有量が多い。味付きタイプでもマルトデキストリン(糖質)は含まれない。
ベーシックシリーズ
スタンダードシリーズよりも『溶けやすく美味しいプロテイン』を目指して開発された新シリーズ。味付きタイプはマルトデキストリンを含む。
購入後にわかる情報と飲んだ感想
付属スプーンすりきり1杯のグラム数
すりきり約9g(3回計測して9g-9g-9g)
山盛り約15g(5回計測して15-15-16-11-17g)
かたまりや隙間ができやすい粉なので、スプーン1杯にばらつきがあります。感覚で量を測るのは難しいです。
プロテインの見た目(さらさら、もったり)
もったりぼさっとしていて、スプーンですくって傾けてもなかなか落ちません。
溶けやすさ
シェイカーに付属スプーン2杯(おおよそ29g)のプロテインを入れて:
200mlの冷水で割った場合
ぼさっとしたタイプのプロテインですが意外に溶けました。ごくわずかにダマが残ることがあります。
200mlの冷たい牛乳で割った場合
少し溶けにくい印象です。シェイカーの底にダマが残ることが多いです。
袋を開けた瞬間に思ったこと
人工的なストロベリーの香りがする
初めて袋をあけたとき、ほのかなストロベリーの香りと、頭の痛くなりそうな甘い匂いを感じました。どこかで嗅いだことのある香りでもあります。子ども用ビスケットに挟まっているような、不透明な白ピンクのイチゴクリームを思い出しました。
味の第一印象
はじめて水で割ったとき
匂いはストロベリーだけど、味はすごく甘い水だ、これはいちごなのか? どこかで覚えのある味、(チョコレート菓子の)アポロだこれ。
はじめて牛乳で割ったとき
甘いけど水よりは控えめになった、アポロではなくなったな、今度はいちごみるくキャンディになった。
飲みなれてからの味の印象
個人的な印象は『アポロチョコレート』と『イチゴみるくキャンディ』
水割り第一印象の『アポロチョコレートに似ている』、牛乳割り第一印象の『イチゴみるくキャンディに似ている』という感想が、最後まで変わることはありませんでした。要は子ども向けお菓子のストロベリー味です。
ただ、他の人のレビューで同じ印象を持っている人はいなかったので、ちょっと自信はなくなりつつあります。
とにかく甘い!
今までに飲んできたプロテインの中で最も甘く感じました。不思議なのが、甘さがガツンと来るのに人工甘味料の嫌な後味を気にしなかったことです。甘い、という印象が強いからか、そもそも人工甘味料に慣れてしまったのかはわかりません。
水で割ると甘い水、の裏にストロベリーの後味
常温の水よりも冷水を使ったほうが飲みやすかったです。
正直なところ、水で割って飲むと甘さですべての印象が上書きされてしまい、ストロベリーの香りはなかなか感じられませんでした。飲み終わってからの後味でやっと、ああストロベリー味だった、と思い出したくらいです。
また、なぜだか鼻の奥に香料が残り、それがなかなか消えないので少し苦労しました。
水200mlにスプーン2杯(標準量)
水っぽいです。甘さは強めに残りますが、少し薄い印象も受けました。
水150mlにスプーン2杯(Amazonの商品ページでの推奨量)
少しとろりとしています。やっぱり甘ったるくはありますが、濃くなってイチゴっぽさがわかるようになりました。水割りではこれくらいが好みです。
水100mlにスプーン2杯
さすがに水が少なすぎたのか、急にどろりとした形状になりました。とにかく濃くて甘いです。
牛乳で割るとイチゴみるく(キャンディ)
甘さが水より控えめになり飲みやすくなりました。水だとあいまいだったストロベリーの香りがわかりやすくなったのは、おそらく牛乳で甘さがマスキングされたおかげだと思います。
水と比べてダマが残りやすくなりますが、それをまずくは感じないので問題はありませんでした。
冷たい牛乳200mlにスプーン2杯(標準量)
イチゴみるくではありますが、ドロドロせず牛乳のほうが強くて飲みやすいです。
冷たい牛乳150mlにスプーン2杯(Amazonの商品ページでの推奨量)
200mlと50mlしか違わないのに、ずいぶんもったりするし、なぜか大きなダマが残ることがありました。甘さも強くなりますが、デザートだと思えば水割り150mlよりは飲みやすいです。
冷たい牛乳100mlにスプーン1杯
すごくもったりしていて流れにくくなります。プロテインというよりはイチゴシェイクです。水100mlで割るよりは自然な味なので、甘党の人なら好きそうだなあと思いました。
ココアを足すと飲みやすくなる
あんまりに甘くてしんどくなり、無糖ココアを足してみたら、水、牛乳ともにかなり飲みやすくなりました。ただし、ココアの香りでストロベリー感は少なくなります。というかさらにアポロチョコになりました。
フレッシュロック 角型 2.7L に入るか
プロテイン1kgの保管用としてよく使われているタケヤ フレッシュロック 2.7lに入りきるかどうかの検証です。
ぴったり入りますが、途中で容器を叩いてカサを減らす必要があります。すごくもったりしていて粉同士で塊になりやすく、袋から直接容器に移すのはとても難しいので、スプーンなどの使用をおすすめします。
その他雑記
プロテイン自体は白っぽい色をしていますが、水を入れるとほんのりピンクに色づきます。よーく見ると、ごくごく小さな赤っぽい粒が溶けているのがわかりました。これはストロベリーパウダーなのか、それとも着色料のベニコウジ(麹菌の一つ。天然着色料)なのか。
牛乳の場合は、真っ白ではないものの、ほぼ変化はありませんでした。
グロング スタンダード ストロベリー風味 の総評
好みかどうか(5段階評価)
:嫌いではないし、あれば飲む。再購入するかはわからない。
:飲めるけど好きではないし、もう買わない。
飲み切ってからの感想
とにかく甘い、という印象のプロテインでした。グロングシリーズ全体が甘いのか、ストロベリー風味だけなのかはわかりません。嫌いではないですし、疲れた日にはおいしいとも感じましたが、リピート買いはしない予定です。
甘党の方なら好きだとは思います(特に牛乳100ml割り)。
2020年1月追記
他のプロテインを飲んでいるうちに、グロングのストロベリーは甘さが強すぎると考えるようになり、☆を3から2に変更しました。
グロング スタンダード ストロベリー風味 のギャラリー
パッケージスキャンはスキャナのサイズが足りなかったので分割スキャンしてから合成しています。
今までに飲んできたプロテインの個人的なランキング(現38種)
- :ご褒美になるくらいに好み。いずれまた必ず買う。
- ハイクリアーヨーグルト≧リミテストデリシャス アーモンドミルクチョコレート≧ハイクリアーグレープフルーツ旧≧ハイクリアーミックスフルーツ=リミテストデリシャス ストロベリー&ココナッツミルク>リミテストP抹茶
- :飲みやすく好印象。再購入の選択肢に入る。
- バルキーコーヒー>リミテストデリシャス キャラメルソルト>ボディウイングヨーグルト>アルプロンチーズケーキ≧ボディウイングキャラメル≧ハイクリアーグラスフェッドココア=リミテストPココア>ハイクリアーグラスフェッド抹茶>リミテストデリシャス ミルキーパイン>アルプロンチョコバナナ>ボディウイングカフェオレ≧ボディウイングチョコミルク
- :嫌いではないし、あれば飲む。再購入するかはわからない。
- リミテストデリシャス レモン&ヨーグルト>ハイクリアーグレープフルーツ新>ハイクリアーピーチ>FIXITコーヒー>ボディウイングバナナ>グロングSバナナ>グロングS抹茶>ハイクリアーアップル>リミテストPコーヒー>バルキー抹茶>オウンパワーチョコレート>バルキーココア≧グロングSココア≧アルプロンココアミルク≧オウンパワーココア
- :飲めるけど好きではないし、もう買わない。
- ハイクリアーアセロラ>グロングSバニラ>ハイクリアーあっさりミルク>グロングSストロベリー>ハイクリアープレミアムココア>アルプロンヨーグルト>FIXITナチュラルバニラ
- :飲むのに抵抗がある。もったいないから消費するけど途中でやめたい。
- (味付けなしプレーンタイプのホエイプロテイン全般)
- :飲めない。できれば存在を忘れたい。
- (現時点での該当なし)
ランキングについての補足
- 2024年12月時点のランキングです。
- ランク内では左にあるほど好みのプロテインです。
- 『好み』の基準は、飲みやすさ>味>その他の要素、の順番で判断しています。
- 全てホエイプロテインです。それ以外のソイプロテインなどを試す予定はありません。
- デキストリン・マルトデキストリンが含まれるホエイプロテインは避けがちです。
- ホエイのプレーン(味付けなし)タイプは、複数メーカーをまとめて としています。
- お腹が空いた時に飲みたいと思えるのは 以上です。
- のボディウイングヨーグルトはクエン酸を足すと の最上位に入ります。
- グロングSはグロングスタンダード、リミテストPはリミテストピュアの略です。