Grong(グロング)ホエイプロテイン100 バナナ風味を飲みきりました。グロングシリーズはこれで3袋目です。予想していた通り甘さが強く、最初のうちは苦手でしたが、アレンジでぐっと飲みやすくなりました。
グロング スタンダード バナナ 基本情報
参考にする前の注意
2020年04月時点の情報であり、現行のものとは異なる可能性があります。
パッケージの見た目
原材料名
乳清たんぱく(乳成分を含む)、バナナパウダー/乳化剤(大豆由来)、香料、甘味料(スクラロース)、V.C、着色料(クチナシ)、抽出V.E、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B1、V.B6、V.B2、V.A、葉酸、V.D、V.B12
記事作成時の値段
- 記事作成時のAmazonでの値段
- 2480円/1kg(2020年4月時点)
- 1食分の値段(通常量)
- 71.92円/おおよそ29g(1kgで約34.48食分)
- タンパク質量20gで計算した1食分の値段
- 64.5円/おおよそ26.01g(1kgで約38.45食分)
- タンパク質1gの値段
- 3.23円
飲み方
シェイカーやミキサーなどに、水もしくは牛乳約200ccと本製品を付属スプーンで小山盛り2杯程度(約29g)を入れてください。蓋をしっかりと閉め、10秒ほどシェイクまたはミキシングをして、お召し上がりください。
GronG(グロング) ホエイプロテイン100 バナナ風味 パッケージ裏
公式で出品しているAmazonやヤフーショッピングなどの商品ページでは、ダマ防止を最大化させるための最適な分量は150mlと記載されています。
グロング スタンダード バナナ 栄養成分表
項目 | 公式 | タンパク質20g基準 |
---|---|---|
エネルギー | 118.0kcal | 105.83kcal |
タンパク質 | 22.3g | 20.0g |
脂質 | 2.1g | 1.88g |
炭水化物 | 2.5g | 2.24g |
食塩相当量 | 0.16g | 0.14g |
1回分の量(g) | 29.0g | 26.01g |
購入前にわかる特徴
タンパク質量は30g中23.07g。2020年2月に他のメーカーと比較した際は、味なしプロテインを含めた56種類のうち14番目、味付きでは50種類中8番目でした。
標準価格は2020年4月時点で2480円ですが、Amazonのタイムセールでは頻繁に2100円程度に値下がりしています。paypayモールでも出店していますが、2020年3月以前ほどのポイントはもらえなくなりました。
2020年8月追記
2020年7月末に、グロング ホエイプロテイン100 ベーシックシリーズが新たに発売され、すでに発売されていた(当商品を含む)グロングホエイプロテイン100はグロング ホエイプロテイン100 スタンダードシリーズに変更になりました。スタンダードシリーズとベーシックシリーズの違いは以下の通りです。
スタンダードシリーズ
グロングから初めてリリースされたプロテインシリーズ。ベーシックシリーズと比べてタンパク質保有量が多い。味付きタイプでもマルトデキストリン(糖質)は含まれない。
ベーシックシリーズ
スタンダードシリーズよりも『溶けやすく美味しいプロテイン』を目指して開発された新シリーズ。味付きタイプはマルトデキストリンを含む。
購入後にわかる情報と飲んだ感想
プロテインの見た目(さらさら、もったり)
押し込むと塊ができる片栗粉タイプの粉で、(実際は乾燥していますが)しっとりしているように見えます。粉をすくったスプーンを傾けてもなかなか落ちず、限界を超えた瞬間、一気にかたまりのままボサッと落ちました。
溶けやすさ
シェイカーに付属スプーン小山盛り2杯(約30g)のプロテインを入れて:
公式推奨量150ccの水で割った場合
よく溶け、ダマが残ることはありませんでした。シェイク直後は1cmほど泡立ちますがすぐに落ち着きます。
公式推奨量150ccの冷たい牛乳で割った場合
溶けやすいですがたまに小さなダマが残りました。水と比べて泡立ちが強く消えにくいですが、気にならない程度です。
袋を開けた瞬間に思ったこと
バナナミルクジュースの香り? 同じグロング抹茶よりは強く、ストロベリーよりは弱い匂い。それでも(グロングシリーズだから)やっぱり、匂いだけでも甘そうだ。
味の第一印象
はじめて水で割ったとき
水割りだと人工的なバナナの香りになる。味は、懐かしのお菓子(=フローレット)のバナナ味に似ている。舌にまとわりつく違和感のある甘さだ。
はじめて牛乳で割ったとき
人工的なバナナジュース。うーんやっぱり不自然に甘いし舌に残る。ダマがちょっとあるけどドロドロはしていない。
飲みなれてからの味の印象
予想通りに甘さは強かったけれどだんだん慣れてきた
同グロングシリーズのストロベリー風味、抹茶風味がどちらも甘めだったため、今回のバナナも甘いだろう、とは覚悟していました。予想通りに甘かったです。(体感で)甘さの強い順で並べるならストロベリー>バナナ>抹茶でした。
ただ、元が甘酸っぱいイチゴや、苦味のある抹茶と違い、バナナは元からただ甘い食べ物なので、前者2種よりは飲みやすかったです。最初は抵抗がありましたが、飲み切るころには何も考えずに一気飲みできるようになりました。
ただし(グロングシリーズ共通で)人工甘味料独特の後味や違和感は強めです、苦手な人は注意。
水で溶かすとバナナ風味の砂糖菓子?
粉のままの匂いはそうでもなかったのですが、水でシェイクすると一気に人工的なバナナの香りになりました。昔ながらのお菓子にある砂糖菓子にバナナの香料を足した感じ。具体的に言えばフローレットのバナナ味、またはビスケットにかかっている不透明で黄色い砂糖コートの香り。伝わるでしょうか?
味も香りと同じ印象で、要約するなら人工的なバナナ風味の砂糖菓子を液体にしているような味でした。少なくとも、果物のバナナとは異なります。
水100mlに付属スプーン2杯
推奨量以下でもダマは残りません。少しだけとろみがあり、舌に残りやすくなるのか、人工甘味料の甘さ、香料を強く感じるようになりました。ホエイの香りもごくわずかにあり。
水150mlに付属スプーン2杯(公式推奨量)
水っぽさがわかるようになります。すぐに溶けダマもなし。正直、最後までおいしいとは思えませんでしたが、アレンジなしの水割では最も飲みやすかったです。
水150mlに付属スプーン2杯で冷蔵庫に長時間放置
香料、甘さ、ともに鈍くなりますがとろみなどの形状には変化なし。溶け切ってはいますが、なぜか粉のざらっとした感触が舌でわかるようになりました。それでも甘さの違和感は減るので常温よりは飲みやすいです。
水200mlに付属スプーン2杯
かなりさらさらしています。バナナの香りもホエイ感も薄れて、ちょっとだけ味のついた砂糖水を飲んでいるようでした。
牛乳で溶かすと人工的なバナナジュース
牛乳で割っても人工的な甘さへの違和感はあります。牛乳に溶かして飲むスティックタイプのバナナジュースがあるなら、こういう味になるのかも。
水割りよりは抵抗なく飲めます。ただ、適当に混ぜた時に残るダマは独特な甘さの塊なので、少し苦手に感じてしまいました。もちろん、よく混ぜれば問題はありません。
牛乳100mlに付属スプーン2杯
比較的とろみが強く出ますがシェイク飲料ほどではありません。甘さは強め。
牛乳150mlに付属スプーン2杯(公式推奨量)
後味の違和感はぬぐえませんが、ドロドロしすぎず、甘さも我慢できる程度でした。味は後述する200mlのほうが好みでしたが、飲みやすさとのバランスを考えるとこちらの150mlが個人的なベストでした。
牛乳150mlに付属スプーン2杯で冷蔵庫に長時間放置
とろみにはほぼ変化なし。なぜか放置なしの牛乳割よりも甘さが増しました。それでもバナナの香りは残るのと、ホエイの香りがわかるようになるので、嫌な後味は薄れます。夏ならおいしいと思えるかも。
牛乳200mlに付属スプーン2杯
弱くて細かい泡と、1mm~3mm程度のダマがつぶつぶとたくさん発生。ほのかにわかるバナナの香りと、控えめになった甘さ、と、牛乳割りでは最も飲みやすかったのですが、単純に量が多くなってしまうので、飲み切るのは少し大変でした。
シナモンを一振りでかなり飲みやすくなった
特に水割りの場合、シナモンを一振りすると人工甘味料の後味が減って甘味もマイルドになります。一気飲みでも抵抗がなくなったので、これを見つけてからは水150ml+シナモンでばかり飲んでいました。
水割りにココア小さじ1を足してみると
予想に反して合いませんでした。バナナの香料とココアの香りが合わさって、どっちつかずで正体不明の味になり、かつ甘さの違和感も増しました。おすすめはしません。
牛乳割りにココア小さじ1を足してみると
水割り+ココアよりはましですが、やはり捉えようのない味です。飲んだ時の香りはココア、後味はバナナ。好きな人は好きそう。
抹茶小さじ1を足してみると
やめときゃよかった。
付属スプーンについて
スプーンはプロテインと一緒にダンボールに同梱されていました。
付属スプーン1杯の容量
30cc(公式)
付属スプーン1杯のグラム数
すりきり
約11g(5回計測して11g-11g-11g-11g-11g)
小山盛り
約15g(7回計測して16g-18g-14g-14g-18g-12g-13g)
フレッシュロック 角型 2.7L に入るか
プロテイン1kgの保管用としてよく使われているタケヤ フレッシュロック 2.7lに入りきるかどうかの検証です。
ぴったり入りますが、途中で容器を叩いてカサをへらす必要があります。
袋をかたむけて直接フレッシュロックへ移そうとすると、さらさらしていない粉が塊ごとにぼさっと落ちるので、失敗する可能性がかなり高いです。また、チャックを開いて全開にしても開口部が狭いため、小さいスプーンで少しずつ慎重に移す必要があります。
(サイト更新用の撮影に問題がでるため試していませんが、)上のチャックごと切り取り、開封口を最大まで開けば、比較的楽に作業できそうな気はします。
その他雑記
2020年4月時点、グロングシリーズの味付きは5種類で、うち3種類を飲み切りました。共通する特長は『甘さは強め』『溶けやすい』『人工甘味料っぽさが強い』といったところでしょうか。
残念ながら味は私には合わないのかなーと感じてしまっていますが、それ以外の、個人的な印象を除いた特長はいくつもあります。タンパク質の保有量が高いですし、タイムセールやポイント還元を利用すればかなり安く手に入れることができます。
特に、最近発売された3kgパックはセールなしで味付き5780円(2020年4月)、1kg換算なら1926円で高コスパです。同価格帯のものは他にも見つかりますが3kgだけで1kgパックがなかったりします。グロングの場合は1kgで試して、好きなら3kg、という買い方ができるのは強みではないでしょうか。
グロング スタンダード バナナ の総評
好みかどうか(5段階評価)
:嫌いではないし、あれば飲む。再購入するかはわからない。
飲み切ってからの感想
まだ3種類しか飲んでいませんが、シナモンの助けもあり、今までのグロングシリーズで最も飲みやすいフレーバーでした。残念ながら私の場合は甘さと後味が苦手でしたが、甘党で人工甘味料を気にしないのであればおすすめです。
グロング スタンダード バナナ ギャラリー
パッケージスキャンはスキャナのサイズが足りなかったので分割スキャンしてから合成しています。
今までに飲んできたプロテインの個人的なランキング(現38種)
- :ご褒美になるくらいに好み。いずれまた必ず買う。
- ハイクリアーヨーグルト≧リミテストデリシャス アーモンドミルクチョコレート≧ハイクリアーグレープフルーツ旧≧ハイクリアーミックスフルーツ=リミテストデリシャス ストロベリー&ココナッツミルク>リミテストP抹茶
- :飲みやすく好印象。再購入の選択肢に入る。
- バルキーコーヒー>リミテストデリシャス キャラメルソルト>ボディウイングヨーグルト>アルプロンチーズケーキ≧ボディウイングキャラメル≧ハイクリアーグラスフェッドココア=リミテストPココア>ハイクリアーグラスフェッド抹茶>リミテストデリシャス ミルキーパイン>アルプロンチョコバナナ>ボディウイングカフェオレ≧ボディウイングチョコミルク
- :嫌いではないし、あれば飲む。再購入するかはわからない。
- リミテストデリシャス レモン&ヨーグルト>ハイクリアーグレープフルーツ新>ハイクリアーピーチ>FIXITコーヒー>ボディウイングバナナ>グロングSバナナ>グロングS抹茶>ハイクリアーアップル>リミテストPコーヒー>バルキー抹茶>オウンパワーチョコレート>バルキーココア≧グロングSココア≧アルプロンココアミルク≧オウンパワーココア
- :飲めるけど好きではないし、もう買わない。
- ハイクリアーアセロラ>グロングSバニラ>ハイクリアーあっさりミルク>グロングSストロベリー>ハイクリアープレミアムココア>アルプロンヨーグルト>FIXITナチュラルバニラ
- :飲むのに抵抗がある。もったいないから消費するけど途中でやめたい。
- (味付けなしプレーンタイプのホエイプロテイン全般)
- :飲めない。できれば存在を忘れたい。
- (現時点での該当なし)
ランキングについての補足
- 2024年12月時点のランキングです。
- ランク内では左にあるほど好みのプロテインです。
- 『好み』の基準は、飲みやすさ>味>その他の要素、の順番で判断しています。
- 全てホエイプロテインです。それ以外のソイプロテインなどを試す予定はありません。
- デキストリン・マルトデキストリンが含まれるホエイプロテインは避けがちです。
- ホエイのプレーン(味付けなし)タイプは、複数メーカーをまとめて としています。
- お腹が空いた時に飲みたいと思えるのは 以上です。
- のボディウイングヨーグルトはクエン酸を足すと の最上位に入ります。
- グロングSはグロングスタンダード、リミテストPはリミテストピュアの略です。