エレコムの薄型ワイヤレスキーボード TK-FDM110TBK とロジクール K270 を比較する

エレコムの薄型ワイヤレスキーボード TK-FDM110TBK とロジクール K270 を比較するのサムネイル

現在はエレコムの薄型無線フルキーボード TK-FDM110TBK を愛用しています。以前は手頃な値段でド定番の無線キーボードであるロジクールの K270 を使っていました。今回はこの2種の使い勝手や見た目などを比較していきます。

エレコム 無線薄型フルキーボード TK-FDM110TBK について

エレコムのTK-FDM110TBKの全体像

エレコムのTK-FDM110TBKの全体像

エレコムの TK-FDM110TBK は、キー同士が独立しているアイソレーションタイプの薄型キーボードです。キャッチコピーは『サクサク軽い打ち心地』。

以前、単体でレビューを書いているので、詳しくは以下を参考にしてください。

ロジクール Wireless Keyboard K270 について

ロジクール Wireless Keyboard K270 の全体像

ロジクール Wireless Keyboard K270 の全体像

ロジクール Wireless Keyboard K270 は、迷ったらこれを買っておけばいいとされるくらいの、ド定番のワイヤレスキーボードです。

後継機にK275があります。こちらも利用したことがありますが、キーの色が変わっただけのマイナーチェンジ版でした。2020年2月現在において、K270を取り扱うのはAmazonが主で、ヨドバシカメラやツクモなどの他のネットショップではK275のみが販売されていました。

エレコム TK-FDM110TBK と ロジクール K270 を写真で比較

上から見下ろしたときの大きさを比較

上がロジクール、下がエレコム

上がロジクール、下がエレコム

ロジクール K270 に エレコム TK-FDM110TBK をのせたところ

ロジクール K270 に エレコム TK-FDM110TBK をのせたところ

横から見た高さを比較

横から見た高さを比較

白がロジクール、黒がエレコム

キートップの形状を比較

上がエレコム、下がロジクールのキー

上がエレコム、下がロジクールのキー

電源スイッチの比較

上がエレコム、下がロジクールの電源ボタン

上がエレコム、下がロジクールの電源ボタン

エレコム TK-FDM110TBK と ロジクール K270 を情報で比較

サイズ

エレコム TK-FDM110TBK
幅441.5mm×奥行127.6mm×高さ25.0mm
ロジクール K270
幅450mmx奥行き155mmx高さ18mm

使用電池

エレコム TK-FDM110TBK
単4形アルカリ乾電池、単4形マンガン乾電池、単4形ニッケル水素2次電池のいずれか1本
ロジクール K270
単四形乾電池 x 2本

公称電池寿命

エレコム TK-FDM110TBK
アルカリ乾電池使用時の目安 約2年
ロジクール K270
最大2年

保証期間

エレコム TK-FDM110TBK
6ヶ月
ロジクール K270
3年

エレコム TK-FDM110TBK と ロジクール K270 の使用感を比較

キーを押す力(キーストローク)について

単純な比較
エレコム TK-FDM110TBK のほうが軽い力で打つことができる
エレコム TK-FDM110TBK
とても軽くキーを打てるが、たまに打ちそこねる
ロジクール K270
意識して強めにキーを押し込む必要がある

この記事を書くにあたって、エレコム TK-FDM110TBKに慣れた状態でロジクールのK270を利用していますが、いつもより強い力が必要になり、指から手首、腕の筋に負担がかかっているのがはっきりわかりました。

エレコム TK-FDM110TBKの場合は軽くキーを打ち込むことができます。たまーに軽く打ちすぎてキーが入力できないときもあります。

キーの打鍵音について

単純な比較
エレコム TK-FDM110TBK のほうが小さな音が打つことができる
エレコム TK-FDM110TBK
カチカチとした音だが机には響かない。劣化したキーはキチキチ音に変化
ロジクール K270
カチカチ音に足して、机全体にドスドス音が響く

キー打鍵音のはエレコム TK-FDM110TBKのほうが小さいです。使い込んでキーが劣化してくると、キチキチとした(人によって不快であろう)こすれるような音がでるようになってしまいました。なお、現時点で試用期間は半年程度です。

ロジクール K270 は強い力が必要となる分、机に振動が伝わり、ドスドス音が足されてしまいました。頑丈な揺れない机なら問題ないとは思います。Amazonでは静音設計と書かれていますが、普通に音はします。

キー配置について

エレコム TK-FDM110TBK
109キー 日本語配列
ホットキー(ショートカットキー)はファンクションキーと兼用
ホットキーのカスタマイズはできない
ロジクール K270
108キー 日本語配列
ホットキー(ショートカットキー)はファンクションキーの上に独立
専用ソフトSetpointを利用すればホットキーをカスタマイズできる

109キーと108キーの違いはWindowsキーの配置のみ(左右にWinキーが109、左のみが108)なので、基本的にはほぼ同じの、標準的なキー配置です。

エレコム TK-FDM110TBK は公式で109キーとなっていますが、右のWinキーは Fnキーに変更されています。

決定的な違いはホットキーの配置です。ロジクール K270 のホットキーは独立しており、ホットキー単体で利用できますが、エレコム TK-FDM110TBKは ファンクションキー(F1~F12キー)と兼用なので、Fnキーを押しながら操作する必要があります。

ロジクール K270 を利用していた頃はホットキーの一部(電卓とスタンバイ)を多用していたため、エレコム TK-FDM110TBK に移行したばかりの頃は少し不便に感じました。慣れた今では問題はなく、縦幅がコンパクトになったことで、机を広く使えるようになったので、むしろよかったと思っています。

無線レシーバーについて

エレコム TK-FDM110TBK
専用レシーバーで1台のみ接続。レシーバー単体の販売はなし
ロジクール K270
Unifyingレシーバーで対応するキーボードやマウスなどの複数接続が可能。レシーバー単体での販売あり

エレコム TK-FDM110TBKのレシーバーはそれ専用のものなので、1台しか接続することができません。言いかえれば、USBポート1個で1台の接続です。また、レシーバー単体での販売は行われていないため、紛失したらアウトで救済策もないようです。

ロジクール K270 の場合、Unifyingレシーバーという、ロジクール商品の多くで使われている共通レシーバーを利用することができます。Unifyingレシーバーは1つで複数台の接続が可能なため、USBポートの節約することができます。

Unifyingレシーバーは公式だけでなくAmazonなどのショッピングサイトで取り扱われています。単品での実売価格は1000円程度ですが、レシーバー付属のマウスが1000円以下で売られていますし、ネットオークションなどでは安くて送料込600円程度で手に入れることができます。

全体的なデザインについて

エレコム TK-FDM110TBK
過度に丸みがある長方形。手前から奥に向かって少し高くなっている
ロジクール K270
キーボード下が緩やかな曲線。前後の傾斜はなく平坦

エレコム TK-FDM110TBK はスタンダードな長方形型ですが、手前から奥にかけて少し高くなっています。他のキーボードから乗り換える際は少々違和感があるかもしれません。

ロジクール K270 の特徴はキーボード下の曲線です。まっすぐでないので、キーボードレストなどを利用する場合には注意が必要です。特に木製などの固いリストレストを利用する場合、曲線に従って動いてしまうことがありました。

なお、どちらも高さ調整用の折りたたみスタンドがついています。

実売価格(2020年2月時点)

エレコム TK-FDM110TBK
2300~2500円程度
ロジクール K270
1600~1800円程度

少し前の安いとき、ロジクール K270 は1000円程度で購入できました。現在ではタイムセールなどで安くなっても1600円程度のようです。

エレコム TK-FDM110TBK は2019年3月に販売され、1年経って値段が安定、だいたい2300円~2500円程度で手に入れられるようになりました。

差は700円程度。

保証について

エレコム TK-FDM110TBK
保証期間は6ヶ月。サポート方法はチャットとフリーダイヤルなしの電話
ロジクール K270
保証期間は3年間(ユーザー登録が必要)。サポート方法はメール、電話

サポート期間はロジクールのほうが圧倒的に長いです。ただし個人的にロジクールのサポートにはよいイメージを持っていません。別件でサポートを受けたことがありますが、日本語が通じずに苦労しましたし、かなりの期間を要しました。

エレコムはエレコムで電話でのサポートは難しいと考えておいたほうがいいかもしれません。年中無休ではありますが、混雑しておりかなり繋がりにくいです。フリーダイヤルでないので電話代もかかります。チャットでのサポートは24時間の対応で、こちらのつながるまでに時間は必要でしたが、やりとり自体はスムーズに済ませることができました。

エレコム TK-FDM110TBK と ロジクール K270 のどちらを買えばいいか

個人的な意見だと前置きし、どちらも高くない値段で優秀なキーボードとした上で、2種で悩んでいるならどちらを買うかを考えてみます。

エレコム TK-FDM110TBK を選ぶケース

  • キーを軽い力で押したい
  • キーの音が小さい方がよい
  • 縦幅はできるだけ狭いほうがよい
  • 固いキーボードレストを使う予定がある
  • サポートのやり取りをスムーズに行いたい

ロジクール K270 を選ぶケース

  • できるだけ安いものがよい
  • ホットキーやファンクションキーをカスタマイズしたい
  • USBポートを節約したい
  • レシーバーをなくすかもしれない
  • とにかく保証期間が長いほうがよい

どちらも一長一短なので最後は好みで選んでいいのではないでしょうか。


私の場合はエレコム TK-FDM110TBK のほうが好きではありますが、買い替え前は ロジクール K270 でも満足していました。どちらが優れているとか劣っているとかではなく、どちらも堅実で使いやすいキーボードだと思います。

ロジクール K270 から エレコム TK-FDM110TBK への乗り換えたほうがいいか、という疑問に対しては、『K270を使っていて指が疲れるなら、壊れたときに検討してみてもいいかもね』と、曖昧な答えを書いておきます。