Androidアプリ Kiwi Browserでおすすめの拡張機能となんとか使えるやつ

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Google Chromeと同じ拡張機能が使える、数少ないAndroidウェブブラウザの一つがKiwi Browserです。とはいえ、パソコン版に最適化された拡張機能を無理やり適用しているだけなので、表示が崩れてしまったり、全く動かないものもあります。

そこで、知っている拡張機能を一通りインストールし、『最低限の動作はする』拡張機能をリストアップすることにしました。

Kiwi Browserについて

Kiwi BrowserはAndroidアプリとして利用できる多機能で軽いウェブブラウザーです。Google Chromeと同じChromiumというベースシステムが使用されており、Android版ブラウザとしては珍しく拡張機能にも対応しています。

拡張機能のインストール方法

拡張機能(アドオン)のインストール方法については以下の記事でまとめています。

Kiwi Browserの更新頻度について

2020年9月追記:2020年9月15日にアプリケーションがアップデートされました。

2020年5月現在、Kiwi Browser自体の最終更新日は2019年10月7日で止まっています。今後更新があるかは不明で、脆弱性などセキュリティ関連への対応も遅れる可能性があります。

おすすめの拡張機能

広告ブロック機能に関しては、KiwiBrowserに標準で搭載されているので除外しています。

Keepa – Amazon Price Tracker

Amazonで売られている商品の値段の変化をグラフで確認できる拡張機能です。時期により値段が2倍以上違うときもあるAmazonにおいて、無駄に高いときに商品を購入してしまった、といった失敗を避けることができます。

スマホ版サイト、PC版サイトのどちらでも適用可能で、設定ページなどの画面崩れもないので、入れておいて損はないと思います。

keepaの動作画面

Kiwi Browser版スマホ版Keepaのグラフ

Keepaの値段グラフ。タップすると画面が大きくなり詳細が表示できる。

OneTab

表示されたタブを1つのページにリスト化する拡張機能です。タブを開きすぎた際に利用すると、表示していたタブがすべて閉じられて、代わりに専用ページにリンクとしてリスト化されます。

専用ページに表示崩れがありますが、機能としては問題なく利用することができるので、タブを開きっぱなしにしがちな人におすすめです。

OneTabの動作画面

Kiwi BrowserでOneTab

OneTabのタブリスト画面。画面崩れはあるが問題なく利用できる。

ウェブサイトブロッカー(Beta)

指定したサイトを一時的、あるいは永久的に表示できなくする拡張機能です。Twitterやインスタグラムなどをついつい見すぎてしまうときなどに便利です。後述するLeechBlockNGに比べると機能は少ないですが、簡易であるぶん理解しやすく、表示崩れもないので使いやすいです。

がんばれば便利に使える拡張機能

LeechBlockNG

上のウェブサイトブロッカー(Beta)と同じく、指定したサイトの表示を制限できる拡張機能です。多機能ですが標準表示が英語で日本語化されておらず、設定画面がはみ出ている上にスクロールできないなど、使いこなすには少々手間がかかります。

ウェブサイトブロッカー(Beta)との違いの一部

  • サイト非表示のルールが複数作成できる
  • サイトブロック以外の対策がある(遅延ページ、画面のモノクロ化など)
  • Dropboxに置いたファイルから禁止URLを取得することができる

パソコン版を想定したものですが、サイト内で詳しい使い方を解説しているので、興味がある方はそちらをご覧ください。

Stylus

ユーザースタイルシートを利用し、ウェブページの表示を自分の好きなようにカスタマイズできる拡張機能です。スマホでも表示崩れはほぼありません。

スマホ版でも自然に使える貴重な拡張機能ではあるものの、便利に使うにはどうしてもCSSの知識が必要です。

一部機能が使用できない拡張機能

Autopagerize

『ページごとに分けられたWebページを自動で読み込み継ぎ足し表示を行うブラウザ拡張』です(公式サイトより)。

例えば、Yahoo!の検索結果画面において、検索の2ページ目以降を開くためには、いちいちリンクをクリックする必要がありますが、Autopagerizeを利用すれば、自動でページの最下部に次のページを継ぎ足して表示してくれます。

スマホの場合なら、下にスクロールしていくだけで、次のページが見られるということです。

対応サイトは1000以上あり、有名ブログなどでの適用できますが、GoogleやBingなどスマホ版サイトでは適用されず、PC版サイト表示でしか使用できないものもあります。

uBlacklist

2020年9月追記:Kiwi Browserのアップデート後、uBlacklistのオプションを開けなくなり、事実上使用不可になりました。

Google(と、その他の一部検索エンジン)で、検索結果からいらないウェブサイトを非表示にすることができる拡張機能です。

残念ながらスマホ版Googleには対応しておらず、PC版サイト機能オンにした場合のみ機能が作動します。

また、本来ならプライバシーを重視した検索エンジン『DuckDuckGo』や『Startpage.com』でも利用できるのですが、Kiwi Browserの場合はこの2つのサイトに機能を有効化することができません。

その本、図書館にあります

Amazonの書籍販売ページにて、表示されている本が図書館にあるかどうかを確認できる拡張機能です。検索する図書館は自分で選んで登録できます。

スマホ版Amazonでは表示されないため、PC版Amazonを利用する必要があります。

使用中だという経験談がある拡張機能

私は動作確認をできていませんが、他の拡張機能を使用している方の経験談が見つかったので、補足として記載します。

  • 『BetterTweetDeck』+『MTDeck』でTweetdeckをアプリのように利用する
  • ウェブブラウザ版Lineを利用し、Lineを複数の端末(スマホとタブレットなど)で利用する

もし上記に挙げた以外でおすすめの拡張機能があったら教えてください。

Kiwi Browserは動作が軽くて早く、使いやすいと評判です。それに足して拡張機能も使えるとなれば、試してみる価値はあるかと思います。