小学校で使った裁縫箱に入っていたかもしれない、手芸道具の一つであるリッパー。縫い物をしなくても、買った洋服に縫い付けられたタグを取るときなど、活躍するときはたまにあります。
リッパーを百均で買うならセリアのものを
一つあると便利なリッパーは100円ショップでもよく見られます。代表的なダイソー、セリアにはどちらにもありました。
ダイソーリッパーは中国製、セリアリッパーは日本製なので、この時点でセリアリッパーを選ぶ人のほうが多いかと思います。しかし、それを横においても、選ぶならセリアリッパーをおすすめします。
セリアリッパーとダイソーリッパーの違い
ものを並べると、さほど違いはないように見えます。むしろ、ダイソーリッパーのほうが少し大きくて握りやすくはあります。
しかし、肝心の先端部分、Uの字の刃を比べると違いがはっきりします。
右のダイソーリッパーに比べて、左のセリアリッパーのほうが歯の形が整っているのがわかるでしょうか。ダイソーリッパーは刃の加工が少し甘くゆがんでいます。
そもそも刃の加工方法が異なり、セリアリッパーの刃はなだらかな二段になっていますが、ダイソーリッパーはただ削られているだけです。
個体差かと思い、改めて店のリッパーをいくつか確認したところ、やはりダイソーリッパーには加工精度のばらつきがみられました。
実際に失敗したミシンの縫い目を解くのに使ってみましたが、セリアリッパーのほうがスムーズに糸と布の間に先端が通ります。
ダイソーリッパーでも使えないことはないのですが、見た目や色などのデザインにこだわりがないなら、セリアリッパーを選ぶのが妥当です。
セリアリッパーとダイソーリッパーのその他比較ギャラリー
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