最終結果：本気でやせたい人のための＃ユウトレ６か月目～きつさに対して効果が小さく心が折れた

SNSなどで話題の＃ユウトレの実践記録、６ヶ月目です。毎月、定期的にレポートにしてきましたが、今回で最終報告になります。半年間やりきることはできませんでした。

目次 [非表示]

1前置き～成功談ではありません～
2＃ユウトレとは
3実践者の基本的な情報
4実践したトレーニングの内容
5６ヶ月時点での計測データの変化
6６ヶ月時点の体感
7なぜ挫折してしまったのか
8＃ユウトレを６ヶ月弱続けた感想

前置き～成功談ではありません～

当ページでは６ヶ月弱＃ユウトレを行った結果を発表しています。本来は半年間で区切るつもりでしたが、６ヶ月目の途中に心が折れて中断してしまったため、中途半端な期間になってしまいました。

６ヶ月前と比べて良化している部分もあり、失敗談とはいいきれませんが、成功談といえるほどの結果も出せていません。とても中途半端（というかネガティブ）な内容なので注意してください。

もし参考にするのであれば、悪い例、いわゆる反面教師として扱っていただければと思います。

＃ユウトレとは

＃ユウトレは、ユウトレさんが提唱するトレーニングプログラムのことです。

ユウトレさんは、地獄の60秒で理想の体を手に入れる！がキャッチコピーのトレーニング本『本気でやせたい人のための＃ユウトレ』の著者でもあるトレーナーさんです。Youtubeでも様々なトレーニングプログラムをアップロードされています。

＃ユウトレを一言で表すなら『きついけど結果が出るから頑張れる』でしょうか。そのコンセプトが多くの方に支持され、SNSなどでかなりの人気を誇っています。

実践者の基本的な情報

典型的な中年太り体型です。
下半身に肉がつきやすく、子どものころから足が太いと言われてきました。
左右の太ももの太さに差があり、見た目でわかるくらいに右もものほうが太いです。
＃ユウトレ以前に他のトレーニング（はじめてのやせ筋トレ）を半年間行い、体型変化なし、体重・体脂肪ともに増加したため、筋トレ自体に強い苦手意識を持っています。
ぎっくり腰の経験があります。
厳格な食事制限はしていません。強いて言うなら、パン類は１週間に１回以下、白米少なめ、甘いものは体調を崩すのでできるだけ避けています。
お酒は体質で受け付けないので一切飲みません。ついでタバコも吸いません。
プロテイン（タンパク質量換算20g×2）と複数のサプリを摂っています。

実践したトレーニングの内容

腰を据えたトレーニングは週３回です。また、１日5000歩以上をノルマとし、足りない場合は３０分の踏み台昇降を追加していました。

６ヶ月目のトレーニング詳細

６ヶ月目前記

【30日で変わる】下腹痩せを叶える地獄トレーニング 2020年ver×１セット
前もも外ももの張りスッキリ！地獄の太もも引き締めトレーニング（脚痩せ効果抜群）×１セット
ユウトレHARD×１セット
（ほぼ毎日踏み台昇降３０分）
【全身ほぐれる】10分間ストレッチメニュー×１セット

下半身メニューを『前もも外ももの張りスッキリ！地獄の太もも引き締めトレーニング（脚痩せ効果抜群）』に変更しました。
１～５の全てを行うのは週３回。その他の日は２、４、５のみ行いました。
毎日行う筋トレを下腹痩せ腹筋→７種のスクワットに変更しました。
トレーニングのほか、足の歪み改善ストレッチを隙間時間に行いました。

歪み矯正ストレッチはユウトレさんでなく、ボディワーカー森拓郎さんのYoutube動画を参考にしています。

６ヶ月目中期

６ヶ月目前記のトレーニングを継続したものの、だんだんと何もしない日が増えてしまいました。

６ヶ月目後期

心が折れました。心境が『休む日があっても続けるようにしよう』から『もう頑張れない』に変化し、（＃ユウトレ以外のものも含めて）トレーニングを再開することができずにいます。

過去のトレーニングの経過

１ヶ月目: 『本気でやせたい人のための＃ユウトレ』本に書かれているユウトレHARDをベースに、ユウトレさんがYoutubeで公開しているトレーニングを複数追加
２ヶ月目: 前半は１ヶ月目と同様、後半がYoutube動画のトレーニングのみに完全移行
３ヶ月目: ２ヶ月目よりもメニューを軽くする代わりに、１日5000歩以上のノルマを追加
４ヶ月目: 筋トレ箇所の偏りを改善するためユウトレHARDに戻る。足の歪み改善ストレッチを追加
５ヶ月目: モチベーション低下により１週間中断。再開後は少しメニューを軽くする。

６ヶ月時点での計測データの変化

数値での変化

スタート時からの比較。具体的な数値はBMIのみです。

項目	増減
体重	-1.4kg
体脂肪率	-0.6%
BMI	-0.6 (23.7→23.1)
バスト	-2.5cm
ウエスト	-2.2cm
ヒップ	-2.0cm
太もも	左：-2.6cm　右：-2.1cm
ふくらはぎ	左：-0.3cm　右：+0.4cm
二の腕	左：-0.7cm　右：+1.3cm

グラフ

体重・体脂肪率

スリーサイズ

太もも

ふくらはぎ

二の腕

総評

減ってはいるのですが、６ヶ月目と考えると物足りない結果となりました。また、頻繁に発生した中断期の影響か、５ヶ月目時点よりも値が増えてしまった項目が多くありました。頑張ってもなかなか減らないのに、やめるとすぐ増えるというのは、ありがちな結果だとは思います。

また、太もものサイズは落ちたのですが、ふくらはぎは逆にサイズアップしてしまいました。計測時間は合わせるようにしているものの、むくみなどの影響もあるのかもしれません。

６ヶ月時点の体感

挫折後に急に体型が崩れた

皮肉な話なのですが、＃ユウトレの効果があったと最も実感したのは、挫折後にどんどん体型が崩れたことでした。

特にわかりやすかったのはお腹周りです。減った数字以上に引き締まっていた腹筋は、中断して１週間くらいで肉が目立つようになり、今では開始時（０ヶ月時点）の写真とほぼ変わらなくなってしまいました。腹筋を意識して使わなくなってしまったことで姿勢が崩れてしまったのかもしれません。

太ももは見た目でわかるくらいには細くなった

明確に変化がわかるのは太ももの見た目です。まだまだ太いものの、明らかに引き締まり、前側の張りも小さくなった気がします。

ただ、サイズダウンがはっきりし始めた４ヶ月目は、森拓郎さんの脚の歪み改善ストレッチを追加した月でもあったので、そちらが功を奏した可能性もあります。

なお、両太ももが同じように減っていったため、気になっていた太さの左右差は改善されませんでした。相変わらず、右太もものほうが見た目でわかるくらいに太い（＋2cm）です。単純に不思議。

なぜ挫折してしまったのか

自らの意思の弱さは大前提として、なぜ挫折してしまったかを考えます。

小さな結果で自分をごまかしきれなくなった

もともと＃ユウトレを始めたのは、『きついけど結果が出るなら頑張れる』というコンセプトがいいなと思ったからでした。実際、最初の１ヶ月目には以下のような変化を感じています。

横からの見た目ははっきり変わりました。ぽっこりと出ていた下腹が目立たなくなり、内臓があるべき場所に収まっているように見えます。支えのなかったおなかに、腹筋の板ができたような感じです。

実践記：本気でやせたい人のための＃ユウトレ１か月目

ですが、２ヶ月目以降には見た目がほぼ変わらなくなってしまいました。細かい数字の変化はあったので、効果がないわけではないと自分に言い聞かせたものの、その状態が数ヶ月続いてモチベーションが低下していきました。

そして、『きついけど結果が出るなら頑張れる』から『きついのになかなか結果はでないけど頑張らなきゃ』に変化し、最後は折れてしまいました。

『１週間で～』などの動画タイトルを本気にしすぎてしまった

同じトレーニングばかりでは飽きてしまうのと、いろいろな筋力を動かしたほうがいいかと思い、部分ごとに鍛えるトレーニングを度々取り入れていました。以下がその例です。

【2週間で変わる】本気の脚やせ！下半身痩せに特化した限界突破のトレーニング
200回お尻筋トレ！たるみを引き上げる1週間チャレンジで劇的ヒップアップ（大臀筋を鍛える地獄トレーニング）
二の腕痩せ1週間！立ったまま二の腕を短期間で速攻細くする（音楽に合わせて二の腕ほっそり）
スクワットチャレンジ2週間！痩せる8種類スクワット120回は確実にダイエット成功させたい人におすすめ。脂肪が燃えて全身が変わります。脚痩せ美尻も！

すべてがユウトレさんのYoutubeチャンネルの動画です。また、タイトルは2020年10月時点のものです。

実践する目標期間がはっきり決められている動画が多く、『この期間だけは』と頑張ることができるので、好んで選択していました。間違いだったのは、期間後の結果を勝手に期待しすぎたことです。

冷静になれば、数週間で劇的な変化が起こるというのは難しいとわかります。細いけど筋力がないタイプならともかく、単純に脂肪が多い私の場合はなおさらです。

実践後に変化がなかったわけではありません。メジャーで測れば小さくサイズダウンしていたこともあります。しかし、劇的な変化を求めてしまったために、結果とのギャップが大きくなり、毎回『まあ現実はこんなものだよな』と感じるようになってしまいました。これにより、きつい限定トレーニングをやり遂げた達成感も歪ませてしまい、やってもあまり意味がなかったという後ろ向きな思考を積み重ねてしまいました。

『動画タイトルの期間はあくまでも目安で結果には個人差がある』という当たり前のことを、最初からちゃんとわかっていたら、少しはマシだったのかなと思います。