ボディウイング ホエイプロテイン 味付き全5種類を一通り飲んでみての総合的な感想と評価

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余計なものは入れない・原料は厳選する』をコンセプトとしたプロテインメーカー『ボディウイング』シリーズ。味付きホエイプロテイン5種類すべてを飲み終えたので、全体的な感想を書いていきます。

ボディウイング ホエイプロテインの概要

商品の概要はアマゾンの商品ページの説明がわかりやすいです。

アミノ酸スコア100、乳牛への成長ホルモン剤不使用の高品質なWPCホエイプロテインを原料に使用。
甘味料は自然植物由来のステビアのみ使用。甘さは控えめです。
7種類のビタミン配合ですので、一食置き換えダイエットにも最適です。
砂糖、着色料、保存料を添加していません。

Amazon | ホエイプロテイン バナナ (1kg) 商品ページ

最もうれしい特徴は人工甘味料(アスパルテーム・アセスルファムカリウム(アセスルファムK)・スクラロースなど)が不使用であるということです。

代わりに利用されている自然由来の甘味料ステビアも、少々癖はあるものの気にならない程度。少なくとも、人工甘味料独特のあのいやな後味よりはずっとましでした。

そして、飲んだり調べたりした上で以下に追加します。

タンパク質保有量が高い

以前、2500円以下の味付きホエイプロテインのタンパク質量を調査したのですが、なんと、ボディウイングシリーズ5種のタンパク質保有量はすべて同率1位でした。『タンパク質保有量に自信』とアピールしている他メーカーのものをすべて上回っていたのです。

これに関してはもっとアピールしてもいいと思うのですが・・・。

値段が安定している

ボディウイングシリーズのホエイプロテインは、Amazonのタイムセールなどの対象になることはほぼありません。他メーカー(マイプロテイン)などが頻繁に値下げしているのとは対照的です。

逆に言えば、それだけ値段が安定しているともいえます。常に値段をチェックする必要はなく、なくなったそのときに同じ価格で購入できるというのはメリットではないでしょうか。

コストパフォーマンスがすこぶる高い

1kgパックの値段が2020年6月時点で2390円です。ただでさえ安いのに、同価格帯では(ひょっとしたら少し上の価格帯と比べても、)タンパク質保有量が高いわけです。これだけでもコスパのよさはわかります。

ボディウイングシリーズの場合はそれだけでは終わりません。なんと、1kg×3袋セットであれば5980円、つまり1kg換算で2000円以下で購入できるのです。

しかも3kgの大袋ではなく、あくまでも1kgが3袋。もちろんそれぞれが密封されています。たくさんありすぎてだめにしてしまった、となる可能性はほぼないはず。

味付きで、合成甘味料なしで、1kgごとパッキングされていていて、1kg換算2000円。宣伝しないだけでここまで安くできるのか、それとも何か秘密があるのか。消費者としてはただただありがたいです。

たまに在庫切れあり、売り場も限定的

これだけプラス要素があるおかげか、宣伝していなくても隠れた人気があるようで、たまにAmazonにて在庫切れが発生している印象です。気長に待っていればすぐに復活はします。

また、キャラメル、カフェオレ、ヨーグルトの3種類に関しては、現在のところAmazonでしか扱いがされていません。楽天やYahooショッピングでも公式サイトはあるものの、扱いはチョコミルクとバナナのみ。

いわゆる『買い回りポイントアップ』の店舗稼ぎには使いにくいです。

ボディウイング 味付きホエイプロテインのラインナップ

ボディウイングシリーズの味付きホエイプロテインは2020年6月時点で全5種類です。それぞれレビューしているので、そちらもぜひ参考にしてください。

チョコミルク風味

ココア風味、ではなくチョコミルク風味。ただし原材料にはココアパウダーが含まれています。ココア味を想像して飲んだせいか、なんとなくぼんやりした味でした。

バナナ風味

原材料に凍結乾燥バナナが含まれています。独特の癖があり、最初は面食らいましたが次第に慣れました。合わない人はとことんだめそう。

キャラメル風味

ホエイとキャラメルの相性がよく飲みやすいです。癖も少ない。

カフェオレ風味

インスタントコーヒー系の香り。コーヒー系がいけるならこちらも飲みやすいです。

ヨーグルト風味

ヨーグルトと乳酸菌飲料の中間(と、公式でも書かれている)。個人的には一番好み。が、バナナと同じく苦手な人もいると思います。

ボディウイング ホエイプロテインを飲んでの感想

全体的に薄味で甘さ控えめ

ボディウイングシリーズは甘さが控えめで全体的に薄味です。粉の状態では鼻を近づけないと香りが捉えられないくらいです(ただしバナナ風味は除く)。

他メーカーの甘いプロテインを飲み慣れていると物足りなく感じるかもしれません。

おいしさには期待しすぎないほうがよい

これはあくまでも個人的な感想ですが、ボディウイングシリーズの風味付けは『ホエイプロテインをある程度飲みやすくなる』ためのものだと感じました。『とにかくおいしくホエイプロテインを飲みたい』なら向いていません。

とはいえ、合成甘味料のがっつりした甘さを使えない、という制限を考えると、ここまで飲みやすくしてくれているのは本当にありがたいとは思います。

牛乳割は推奨量の100ccでなく150ccで

ボディウイングホエイプロテインを牛乳割りをする際の注意点。公式推奨量である100ccで割ると溶けにくく、大失敗で巨大なダマが発生することがあります。

また、なぜか5種どれも牛乳を150ccにすると途端に溶けやすくなります。

これは公式でも気づいてよさそうなのだけれど、環境によっては100ccでも大丈夫なのかも?

おすすめの味足し

薄味が物足りなければプラスして他の味を足すのもおすすめです。合成甘味料独特のいやな甘さや後味がないので、ホエイの香りとけんかしないよう心がければ大体おいしくなります。

おすすめはヨーグルト風味+クエン酸と、カフェオレ風味+インスタントコーヒー。特に前者、ヨーグルト風味+牛乳+クエン酸は本当に好みでした。牛乳を控えてさえなければ、ずっとこれでいいやと思えるくらいです。

ボディウイングシリーズを試す順番について

ボディウイングシリーズを試してみようと思ったなら、以下の順番を提案します。

キャラメルまたはカフェオレ→ヨーグルト→チョコミルク→バナナ

癖の少なかったキャラメルかカフェオレのどちらかを先に飲んで、大丈夫そうなら次の風味に移るのがおすすめです。さっぱりした味が好きならヨーグルトが先でもよさそう。

基本的には気になったものを選ぶでも大丈夫だとは思います。ただ、最も癖が強いバナナだけは2袋目以降がよさそうです。


レビューをしないのであれば、おそらくはボディウイングシリーズばかりをリピートしていたと思います。それだけ気に入っているということです。今後、新フレーバーが発売されたら積極的に試していこうと思っています。